
熟したバナナを表したDW-5600
BAITとカシオ計算機のG-SHOCKが、角型デジタル腕時計「DW-5600」をベースにしたコラボモデル「Yamagata’s Finest」を発売しました。黄色のケースとバンドにバナナの熟し具合を思わせる斑点をあしらい、G-SHOCKの製造拠点がある山形県をデザインの題材にしています。
ケースとバンドは鮮やかなバナナイエローで、文字盤まわりは明るいグレー、液晶は青みを帯びた色です。ベゼルにはDW-5600でおなじみの「PROTECTION」「G-SHOCK」の表記を配しています。
バンドに散らした暗色の斑点は、バナナが熟して食べ頃になると現れる糖斑を模したものです。両ブランドは、食べ頃を見極めるタイミングを時計のテーマに重ねています。
山形県の製造拠点をモデル名に
「Yamagata’s Finest」という名称は、G-SHOCKの製造が始まった山形県にちなんでいます。カシオの山形カシオは東根市にあり、MR-GやMT-Gなどの上位モデルも生産しています。
このモデルでは、色やバンドの斑点に加え、専用の缶と箱もバナナを思わせる仕立てです。パッケージには、コラボのマスコット「Shawty with Freckles」が描かれています。
今回のモデルは山形県を製造地として取り上げています。地域名とフルーツのモチーフを、同じモデルに組み合わせています。
角型ケースと内部モジュールを守る構造
G-SHOCKの耐衝撃構造では、内部モジュールを中空のケース内で浮かせ、外から伝わる衝撃を和らげます。カシオは、この構造が弾むゴムボールの内側には衝撃が伝わりにくいという発想から生まれたと説明しています。
モジュール内の水晶振動子など重要部品は、それぞれ緩衝材で保護されています。強い衝撃を受けると緩衝材が変形し、部品の接触不良や誤作動を防ぎます。
外側では、ケースから張り出したベゼルがボタンやガラス面を守り、バンドとケースの接続部のカーブが裏蓋への直接的な衝撃を抑えます。内部を浮かせる構造、部品ごとの緩衝、外装による保護を組み合わせています。
1983年から受け継ぐDW-5600の系譜
G-SHOCK初号機のDW-5000Cは1983年に登場しました。カシオは、落としても壊れない時計を目指して開発した耐衝撃構造と、強さを追求する中で生まれた角型のデザインが、5000・5600シリーズに受け継がれていると説明しています。
DW-5600は、この初号機につながる角型シリーズのモデルです。5000・5600シリーズでは、モジュールや液晶などの内部設計から、素材、サイズ、形状まで実用性を追求しながら、オリジナルの角型デザインを継承しています。
BAITとG-SHOCKは2020年ごろから協業しており、過去にはトヨタをテーマにしたモデルや、レトロなコンピューターを思わせるモデルを手がけています。これらの協業でもDW-5600が主なベースとして使われてきました。
販売状況については、Hypebeastがオンラインで入手可能と伝えています。









