
2028年モデルでV8搭載車を追加
Dodge Charger SRT Hellcatが、2028年モデルイヤーにスーパーチャージャー付き6.2リッターHemi V8を搭載して復活する計画が浮上しました。後輪駆動と8速オートマチックを組み合わせ、2ドアと4ドアを用意する見通しです。現行のChargerには直列6気筒車と電気自動車があり、V8車が加わります。
計画では、V8の動力を後輪だけに伝えます。現行Chargerの他モデルは全輪駆動を標準とするため、Hellcatは駆動方式も異なります。トランスミッションはZF 8HP95型の8速オートマチックのみで、従来のChallenger Hellcatにあったマニュアル車の設定はありません。
生産開始は2027年末を予定し、年間生産台数は約12,000台とされています。この台数は2ドアと4ドアを合わせた計画で、両方のボディタイプを設定する見通しです。Dodgeの広報担当者は、将来の製品計画についてコメントしない方針を示しました。
6.2リッターHemi V8と過給機の仕組み
6.2リッターHemi V8は、スーパーチャージャーで空気を圧縮してエンジンへ送り、自然吸気エンジンより多くの空気を取り込みます。空気が増えると燃焼に使える酸素も増え、より多くの燃料を燃やして出力を高められます。圧縮で温度が上がった空気は、インタークーラーで冷やして密度を高めてからシリンダーへ送ります。
Hellcatの標準仕様では、IHI製の2.4リッター・ツインスクリュー式スーパーチャージャーを採用しています。ツインスクリュー式は過給機の方式で、圧縮した空気をインタークーラーで冷却します。2015年型Challenger SRT Hellcatでは、このエンジンが707馬力、650ポンドフィートのトルクを発生しました。
出力は車種や仕様によって異なります。Redeyeは797馬力、Demonは燃料や設定に応じて808馬力または840馬力でした。これらは過去の搭載車の数値です。2028年型Charger SRT Hellcatの出力値は、今回の計画情報では公表されていません。
直列6気筒車と電気自動車も継続
2028年のCharger R/T、Scat Pack、Super Beeは、引き続きHurricane直列6気筒エンジンを搭載する計画です。バッテリー式のCharger Daytonaも同じ年まで生産を続ける予定です。
2026年型のガソリン車「SIXPACK」は、3.0リッターのHurricaneツインターボ直列6気筒を搭載します。R/Tは420馬力、Scat Packは550馬力で、どちらも8速オートマチックを組み合わせます。同年型のCharger Daytonaは電気自動車で、デュアルモーターのScat Packが設定されています。
2026年型では、SIXPACKとDaytonaはいずれも2ドアと4ドアを選べます。両車とも全輪駆動を標準とし、後輪駆動へ切り替える機能を備えます。2028年型Hellcatは後輪駆動で、駆動方式が異なります。
V8車が加わるラインアップ
現行世代のChargerには、電気自動車のDaytonaと、ガソリン直列6気筒のSixpackがあります。SixpackのHurricaneエンジンは、R/Tで420馬力、Scat Packで550馬力です。Daytonaは電気モーターを使います。
2028年型の計画では、これらにスーパーチャージャー付きV8のHellcatが加わります。Hellcatは後輪駆動、R/TやScat Packは直列6気筒、Daytonaは電気駆動で、異なる動力源と駆動方式の車種がChargerのラインアップに並びます。








