
SkyPaint 1.0は、ワールドシェーダーでスタイライズドな空を作るBlenderアドオンです。太陽ライトを回転させると空の色や光の雰囲気が変わり、雲や月、星も含む空をテクスチャやHDRIなしで生成できます。
太陽ライトの回転で空と光を調整
SkyPaintはアニメやカートゥーン、コンセプトアート向けの空を想定しています。ワンクリックでワールドシェーダーと太陽ライトをセットアップし、ライトの回転に連動して空の色や太陽の位置を変えられます。
時間帯は朝焼け、昼間、夕焼け、夜へと移り変わります。空の色と光の雰囲気も変化し、太陽ライトの向きを操作してシーンの空模様を調整できます。
空はワールドシェーダー内で生成されるため、空用ドームや雲のメッシュは不要です。HDRIやテクスチャを使わずに扱え、CyclesとEeveeの両方に対応します。
3層の雲や夜空の要素を調整
雲は3層に分かれており、それぞれを個別に調整できます。異なる種類のプロシージャルな雲を組み合わせて空模様を作り、空の回転や雲の位置を動かして構図に合わせられます。
夜空には月、星、星雲のエフェクトが用意されています。昼間の空から夜空まで同じ仕組みで扱え、太陽ライトを回転させながら時間帯に伴う変化を設定できます。
EeveeとCyclesの両方で利用できますが、星雲の色はEeveeではCyclesと若干異なる場合があります。
Blenderでの導入と基本操作
SkyPaint 1.0はBlender 4.5から5.2に対応します。配布ファイルはZIP形式です。展開せずにBlenderの「Edit」から「Preferences」を開き、Add-onsの「Install from Disk...」で指定してインストールします。
インストール後はアドオン一覧でSkyPaintを有効にします。3DビューでNキーを押してサイドバーを開き、SkyPaintパネルの「Setup SkyPaint」を選ぶと空をセットアップできます。
見た目はパネル内のシェーダーパラメーターで調整します。時間帯とライティングの方向を変えるには、「Sky_Paint_Sun_Light」を選択して回転させます。ライトを回すと空も自動で更新されます。
Blender標準Sky Textureとの役割の違い
BlenderのSky Textureノードも、プロシージャルな空のテクスチャを生成します。Preetham、Hosek/Wilkie、Nishitaのモデルを選べます。Nishitaは1993年のモデルを改良したものです。
標準ノードでは太陽の方向や大気の濁り具合を設定できます。地面の反射率、太陽円盤の有効・無効、サイズ、強度も調整できます。
さらに、カメラ位置の高度や空気、ちり、オゾンの密度を設定し、色を出力します。SkyPaintは雲、月、星、星雲を含むスタイライズドな空と、太陽ライトの回転に連動する時間帯変化を扱います。そのため、両者はプロシージャルな空を扱う点で共通しつつ、調整できる要素や操作のまとまりが異なります。SkyPaint 1.0はSuperhiveで24ドル(約3,800円)で販売され、発売記念クーポン「SkyPaint25」の適用時は18ドル(約2,800円)です。









