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出典: misora-connect.com

新規・利用中の回線が5G NSAに対応

ミソラコネクトは、同社のフルMVNO回線で5G NSA方式の通信を10月8日に始めました。新規回線と利用中の回線が対象で、カードSIM、eSIMプロファイル、チップ型eSIMのいずれも追加料金なしで利用できます。

5G対応端末をNTTドコモの5Gエリアで使う場合、申込みや回線ごとの設定変更は必要ありません。エリア外や5G非対応端末ではLTE通信となり、5G利用時も料金は従来のLTEと同額です。

ミソラコネクトは、加入者管理機能のHSSやSIM・eSIMの発行基盤を自社で運用しています。

NSA方式はLTE網を通信の土台にする

5G NSAは、既存のLTE無線アクセス網とコアネットワークを移動管理や通信エリアの基盤として使いながら、5Gの電波を加える方式です。

NSAでは、端末がLTE側の基地局につながり、5G側の基地局と組み合わせて通信するデュアルコネクティビティが使われます。Ciscoの説明では、LTE側がマスターノード、5G側がセカンダリーノードとなる構成です。

これに対し、5G SAは5G無線方式に加えて5Gコアネットワークを使う構成です。ミソラコネクトが今回提供を始めたのはNSA方式で、SA方式には対応していません。

フルMVNOが担う加入者管理とSIM

フルMVNOは、携帯電話事業者の設備を利用しながら、コアネットワークの一部を自社で保有・運用する事業者です。加入者情報を管理する装置は、4GではHSSと呼ばれます。

ライトMVNOでは加入者管理装置を携帯電話事業者が運用しますが、フルMVNOは自社で加入者管理装置を持ち、運用します。ミソラコネクトもHSSとSIMやeSIMの発行基盤を自社で運用しています。

フリービットは、フルMVNOが自社でSIMカードやeSIMを提供できると解説しています。ライトMVNOではSIMの設計や品質管理を携帯電話事業者が担うため、フルMVNOとは提供側の役割が異なります。今回の5G対応は、ミソラコネクトが自社運用するフルMVNO回線を対象としています。

eSIMは端末を事前登録せずに開通

ミソラコネクトのeSIMは、申込み時に端末ごとの識別番号であるEIDを登録せずに利用できます。QRコードを使うリモートSIMプロビジョニングで開通する仕組みです。

このため、購入時に使う端末をあらかじめ特定せず、開通後に利用端末を選べます。既存のeSIMプロファイルもそのまま使え、今回の5G対応に合わせた再発行は必要ありません。

5G通信には5G対応端末とNTTドコモの5G提供エリアが必要です。回線単位で5Gの利用可否を個別設定することはできず、ライトMVNO回線も今回の対象外です。