OnePlusが次期スマートフォン「OnePlus 17」で、最大240Hzの画面更新をテストしているとの情報が出ました。実現すれば現行機の185Hzを上回りますが、テスト中の仕様で、製品への採用は決まっていません。
OnePlus 17で240Hzをテスト中
リーカーのSmart Pikachuは、OnePlus 17で240Hzのリフレッシュレートを試していると伝えました。リフレッシュレートは、画面が1秒間に画像を書き換える回数を示す値です。240Hzなら毎秒240回更新します。
OnePlus 16は中国で発売されたばかりで、185Hzの有機ELディスプレイを搭載しています。OnePlus 17の240Hzは、実現すれば数値上55Hz高い設定です。ただし、リークが示すのはテスト段階の仕様で、製品への採用は確定していません。
OnePlus 16は、システム画面やほぼすべてのアプリで最大165Hzの表示に対応しています。185Hzというパネルの最大値が、あらゆる場面で使われるわけではありません。次期機で240Hzが採用された場合も、実際の表示には画面の方式やアプリの動作が関わります。
240Hzの表示方式で動きの見え方が変わる
画面を240Hzで更新する仕組みには、実際に240回更新する方式と、120Hzの表示に黒い画面を挿入して「240Hz相当」とする方式があります。SharpのAQUOS zero2は後者で、120Hzの表示の間に黒画面を挟む黒挿入を使います。
黒挿入は、新しい映像を240回表示するのではなく、映像の残像が見える時間を短くする仕組みです。AQUOS zero2は、表示の残像時間が4.1ミリ秒とされ、120Hzの通常表示と比べて動きのぼやけを抑える設計です。そのため、同じ「240Hz」という表記でも、更新回数自体が240Hzの画面とは表示の仕組みが異なります。
Android Authorityは、OnePlus 17がネイティブ240Hzなのか、黒挿入による240Hz相当なのかは不明だと指摘しています。Sharpの機種は方式の違いを示す例ですが、OnePlus 17が同じ仕組みを採用するとの情報はありません。
アプリ側のフレームレートも関わる
画面のリフレッシュレートと、アプリが映像を作るフレームレートは別の値です。Androidでは、アプリが希望するフレームレートをOSへ伝える仕組みがあり、OSは画面の対応状況などを踏まえて更新レートを選びます。
ゲームの動きが高いリフレッシュレートを生かすには、ゲーム側もそれに合わせてフレームを生成する必要があります。Androidでは、アプリが希望値を伝えても、そのレートへの切り替えが保証されるわけではありません。画面が240Hzに対応していても、ゲームの描画が低いフレームレートにとどまれば、画面更新の上限まで動きが増えるとは限りません。
スクロールや画面遷移のように、画面上の動きが多い操作では、高い更新レートを生かせる場面があります。一方、フレームレートが固定された動画では、画面の更新回数を上げても動画自体のフレーム数は増えません。Androidのフレームレート制御も、動画やゲームなどコンテンツ側のレートを考慮します。
OnePlus 16との違いと販売地域
OnePlus 16について、OnePlusは画面の消費電力が120Hz画面と同程度だと主張しています。これはメーカーによる消費電力の説明で、OnePlus 17の電力特性を示すものではありません。
販売地域について、Android Authorityは、OnePlusが今年欧州と北米から撤退したことを踏まえ、OnePlus 17も両地域では販売されない可能性が高いと見ています。OnePlusはOnePlus 17の販売地域をまだ発表していません。









