Perplexity、継続業務を担うAIエージェント「teammates」を開始
出典: perplexity.ai

Perplexityは、継続的な業務を自律的に進めるAIエージェント「teammates」の提供を始めました。複数のエージェントに役割を割り振って並行作業させ、必要な判断を人に求める仕組みです。

継続業務を担う複数のエージェント

teammatesは、Perplexityのクラウド型AIアシスタント「Computer」を基盤とする機能です。Computerの機能に、継続的で大規模な作業に向けた能力を加え、利用者がエージェントごとに役割や仕事を割り当てられるようにしました。

各エージェントは同時に別々の作業を進められ、互いに連携したり、他のエージェントを管理したりできます。仕事が増えた場合には追加のエージェントを加え、担当作業を計画する仕組みもあります。

利用例には、広告キャンペーンやコーディングのほか、法務調査、店舗運営などがあります。エージェントには担当領域と継続的な指示を与え、広告の運用や契約確認といった業務を任せます。

作業履歴を追い、人が判断する

エージェントはバックグラウンドで稼働し、利用者の判断が必要になった際に知らせます。Perplexityは、担当者が常に細かな指示を出さなくても作業を進め、判断が必要な場面では人に引き継ぐ使い方を想定しています。

Computerのサイドバーにはエージェントごとの項目が表示され、利用者は進行中の作業や完了した作業を確認できます。各エージェントには専用のスレッドがあり、そこで状況を尋ねたり、新しい作業を渡したり、計画変更を伝えたりできます。

エージェントは過去の作業の文脈や利用者のメモリーを引き継ぎ、単発の依頼だけでなく、プロジェクトや繰り返し発生する業務を担当する設計です。Perplexityは、同僚に仕事を頼むように自然な言葉で指示し、進捗に応じて追加の指示を出せるとしています。

Computerが作業を実行する仕組み

Computerは、ウェブ上の情報と仕事で使うアプリの情報を組み合わせ、調査、文書やアプリの作成、メール管理などを実行するデジタルワーカーです。GmailやOutlook、GitHub、Slackなどの連携機能を使って、接続先のサービス上で作業できます。

Computerでは、調査、分析、文書作成、メール送信、予定に沿ったフォローアップといった複数段階の作業を、一つの依頼からつなげて実行できます。作業をバックグラウンドで進めたり、定期実行や条件に応じた処理を行ったりする機能もあります。

一般的なチャット型の利用では質問への回答や情報の整理が中心ですが、Computerはツールを使って実際の作業を進めます。teammatesはこのComputerを土台に、複数の担当エージェントによる継続作業や連携を担います。

利用対象と料金

teammatesはPerplexity Maxの契約者向けで、Maxの料金は月額200ドル(約3万2,000円)、年額2,000ドル(約32万円)です。Maxは、Computerを使った業務を継続的にエージェントへ割り当てるための利用条件です。

Computerの作業にはクレジットが使われ、Max契約者には毎月10,000クレジットが付与されます。消費量は作業の複雑さによって変わり、エージェントへ任せる仕事の内容が利用量に関わります。