Toledano & Chan Oshinobi Watch TimeforArt Auction Info Phillips The New York Watch Auction XV
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ブレスレットの中に隠した文字盤

Toledano & Chanは、チタン製ブレスレットの内側にダイヤモンドをあしらった文字盤を隠す腕時計「Oshinobi」を発表しました。パネルをスライドさせると文字盤が現れる構造で、TimeForArtのチャリティーオークションに出品されます。

Oshinobiは、ブランドがオークション向けに製作した一点物です。名前は、日本語の「お忍び」に由来し、身分を隠して行動するという意味を時計の構造に反映しています。

外観は角張ったチタン製ブレスレットのようです。ケースからブレスレットまで連続する造形は、ブランドのB/1シリーズに続くデザインです。

約2カラットのダイヤを使った文字盤

ケースとブレスレットにはグレード5チタンを使用し、時計の幅は21.6ミリ、長さは46.9ミリ、厚さは10.9ミリです。砂を吹き付けたチタンの外装に、角のあるケース形状を組み合わせています。

隠された文字盤は凹面で、約387個、合計約2カラットの天然ダイヤモンドをセットしています。大きさの異なる石を配置し、割れたジオードの中に現れる結晶に似た表面に仕上げました。

ダイヤモンドの留め方には「スノーセッティング」を採用しています。Gressiveによると、この技法では異なるサイズの石を一見不規則に見えるよう配置しながら、微細な爪で固定します。Gressiveが紹介する技法では、直径0.5~1.6ミリの石を使い、滑らかな表面に仕上げます。

スノーセッティングが作る表面

パテック フィリップは、スノーセッティングの目的を、宝石の間にある金属をできるだけ見えなくすることと説明しています。作業では10~20種類ものサイズの石を使い、職人が石を固定するビーズを作ります。

同社によると、スノーセッティングは「ランダムセッティング」とも呼ばれ、職人の判断を反映しやすい技法です。一方、パヴェセッティングやグレインセッティングでは、石を列に並べて固定します。

Oshinobiでは、石の大きさを変えた不規則な配置が文字盤の表情を形作り、直線的なチタン外装と並びます。文字盤をパネルの内側に収める構造と合わせ、ダイヤを必要なときに見られるデザインにしています。

12月のオークションと2027年の限定生産

Oshinobiの試作品は、Phillipsと提携したTimeForArtのオークションに出品されます。Phillipsによると「The New York Watch Auction: XV」は2026年12月5日から6日までニューヨークで開かれ、事前の展示は12月2日から4日までです。

TimeForArtの収益は、スイス・インスティテュートによる現代美術の展覧会、アーティスト向けプログラム、レジデンス、一般向けの活動を支援します。Oshinobiは、専用のコンクリート製ケースに収めて出品されます。

今回の試作品は一点物ですが、Toledano & Chanは2027年に限定生産モデルを発売する予定です。

Toledano & Chan Oshinobi Watch TimeforArt Auction Info Phillips The New York Watch Auction XV
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