
エレコムは、容量10,000mAhのモバイルバッテリー「EC-C68LBK」を10月下旬に発売します。AC充電器、本体一体型USB Type-Cケーブル、Qi2ワイヤレス充電、USB Type-Cポート、USB-Aポートを備え、バッテリーと充電器を兼ねます。

充電器とケーブル、2種類のポートを一体化
本体には、約15cmのUSB Type-CケーブルとUSB Type-Cポート、USB-Aポートを搭載しています。電源プラグは回転させて本体に収納できます。底面のスタンドを引き出すと、スマートフォンを横向きに立てかけられます。

バッテリーとして使う場合、各ポートまたは一体型ケーブルを単独で使ったときの最大出力は、それぞれ22.5Wです。複数の接続を同時に使う場合は合計最大15Wです。USB Type-Cポートと一体型ケーブルはUSB Power Delivery(USB PD)に対応し、最大20Wで充電できます。

AC充電器として使う場合、ポートまたはケーブルの単独使用時、複数同時使用時ともに、最大出力は合計10.5Wです。ワイヤレス充電は最大5Wです。ワイヤレス充電とポートまたはケーブルを同時に使うと、ワイヤレス出力は停止します。
Qi2の磁気位置合わせに対応
Qi2は、ワイヤレス充電の国際標準規格「Qi」の規格群の一つで、充電器と端末を磁石で位置合わせする仕組みを取り入れています。充電器と端末のコイル間で電磁誘導により電力を送るため、対応機器を充電面に合わせて固定できます。
従来のQiには、標準規格として磁気位置合わせの仕組みがありませんでした。Qi2では、位置を合わせやすくする仕組みが加わっています。従来のQi2の出力上限は最大15Wで、EC-C68LBKもモバイルバッテリーとしてQi2対応機器を充電する場合、最大15Wを出力します。
磁石で固定するには、Qi2の磁気固定に対応した端末またはケースが必要です。Qi2対応機器と互換性がありますが、機器によっては正常に動作しない場合があります。ケースの材質や端末側のコイル位置も使用条件に関わります。
充電時の出力とバッテリー容量
USB Type-Cポートと一体型ケーブルは、USB PDのオプション規格であるPPSにも対応し、最大20Wで出力します。PPSは電圧を細かく調整する方式で、本製品では0.02V単位で調整します。また、各ポートまたはケーブルの最大22.5W出力はHUAWEI機器のみが対象です。
バッテリーを満充電し、電源を切ったスマートフォンを充電する場合、容量1,800mAhの機種では約3.3回、3,000mAhの機種では約1.9回が目安です。充電中にスマートフォンを使う場合などは、充電回数が目安に届かないことがあります。
USB-Aポートは、イヤホンなどの小型機器向け低電流モードと、接続機器に応じて充電する機能に対応します。コンセントから本体を充電する場合は約3時間40分、別売りのAC充電器から充電する場合は約2時間20分かかります。
本体仕様と販売情報
本体サイズは幅約86.6mm、奥行約36.9mm、高さ約90mmで、重量は約335gです。電池はリチウムイオン電池で、繰り返し使用回数は1,000回とされています。
本体には、バッテリー残量を1%単位で表示するLEDパネルを搭載しています。AC充電器として接続機器へ給電しながら、電力に余裕があれば本体のバッテリーも充電するパススルー充電にも対応します。
発売時期は10月下旬で、カラーはブラックです。エレコムはオープン価格としており、Amazon.co.jpでは8,990円で予約販売されています。











