Nike Tech SF3 locks out water without sacrificing airflow.
出典: about.nike.com

ナイキは、機能性ウェア「Nike Tech」のラインを拡張し、防水ジャケット「SF3」と厚手のフリース「Boreas」を加えます。新コレクションは2026年11月5日に発売され、Boreasは195ドル(約3万1,000円)、SF3は350ドル(約5万5,000円)です。 従来のフリース中心のラインに、雨や寒さ、暖かい気候に対応する製品をそろえる構成です。

Nike Tech SF3 locks out water without sacrificing airflow.
出典: about.nike.com

SF3は防水性と通気性を備えるシェル

SF3は、ナイキの防水技術Storm-FITを採用したアウターです。リサイクル素材を使い、縫い目をシームシーリングでふさいだ構造により、水の浸入を防ぎながら空気の流れを保つ設計です。

生地は着用を重ねるにつれて柔らかくなるとナイキは説明しています。 ナイキの製品説明では、SF3は軽量な保護レイヤーとして位置づけられています。 こうした仕様により、同ラインの中で雨天向けの役割を担います。

Storm-FITを使う別製品では、防水・防風生地やシームシーリングが採用されています。また、ナイキのランニングジャケットには、前後のメッシュ付きベンチレーションを設けた例があります。SF3は縫い目の処理と通気性を両立させる設計ですが、これら別製品の構造がそのままSF3に使われているとは限りません。

Boreasは高密度フリースに撥水パネルを追加

Boreasは、毛足の長いハイパイルフリースを使ったフルジップジャケットです。ゆとりのあるオーバーサイズのシルエットに、撥水パネルを組み合わせています。 商品名は北風を司るギリシャ神話の神に由来し、初回は「Black」「Velvet Brown」「New Slate」の3色で展開されます。

ナイキは、Boreasについて、気温が下がる場面で暖かさと保護を提供する製品と説明しています。 ジップポケットにはダーツを入れ、移動中の小物を収納できる仕様です。 SF3が雨を防ぐシェルであるのに対し、Boreasはフリースの保温性に撥水パネルを加えた製品です。

価格は195ドル(約3万1,000円)で、SF3より155ドル(約2万4,000円)低く設定されています。 どちらも同じNike Techの新ラインに属しますが、素材と想定する役割は異なります。Boreasには撥水パネルが採用される一方、SF3は縫い目を密閉した防水構造です。

暖かい気候向けの製品もラインに追加

新コレクションでは、定番のTech Fleeceも継続します。両面が滑らかなプレミアムフリースを使い、軽さを保ちながら暖かさを提供する素材とされ、ゆったりした形で重ね着に対応します。

気温が高い環境向けには、軽量で通気性を重視したHelios、伸縮性と涼しさを備えるShori、Wovenの各スタイルを加えます。 これにより、ラインは防水シェルや厚手フリースだけでなく、軽い素材を使う選択肢も含む構成になります。

ナイキは今回の再編を、季節ごとの素材と用途をそろえたワードローブとして説明しています。 製品の構成は、SF3の防水性、Boreasの保温性、HeliosやShoriの軽さ・通気性というように、気候に応じて分かれています。 Tech Fleeceを中心にしてきたラインに、異なる天候への対応を加える展開です。

11月5日にナイキと一部小売店で発売

新コレクションの発売日は2026年11月5日です。ナイキのオンラインストアと一部の小売店で取り扱います。 SF3の価格は350ドル(約5万5,000円)、Boreasは195ドル(約3万1,000円)です。

発売対象には、SF3とBoreasのほか、Tech Fleece、Helios、Shori、Wovenが含まれます。 価格と色が示されているのは今回の資料ではSF3とBoreasで、Boreasは3色展開です。 新ラインは、雨天向けアウターから軽量な暖候期向けウェアまでを同日に発売する計画です。

ナイキの担当者グレッグ・ノリー氏は、Tシャツをジャケットの下に重ねる着方や、異なる生地・質感の組み合わせも含めてコレクションを設計したと述べています。 発売後は、用途の異なる各製品を組み合わせるラインとして展開されます。