出典: media.appleinsider.com

りゅう座流星群は10月上旬に活動

りゅう座流星群(ジャコビニ流星群)は、毎年10月に活動する流星群です。2026年の活動期間は10月6日から10日で、極大は10月9日ごろとされています。国立天文台によると、理想的な条件での極大時の出現数は1時間あたり5個、日本付近の暗い空では同2個です。

2026年の極大予想時刻は日本時間の10月9日午前10時ごろで、昼間にあたります。Star Walkは、日本では10月8日の夕方から空が暗くなった後を観測の目安としています。

りゅう座流星群は、太陽を約6.5年周期で回るジャコビニ・ジンナー彗星が残したちりによって生じます。彗星は太陽系の内側を通るたびに粒子の流れを残します。地球がその軌道を横切ると、ちりが大気に入って光ります。そのため、地球が毎年10月にこの流れを通る時期に流星群が見られます。

流星の光跡には連続撮影が必要

AppleInsiderは、iPhone標準のナイトモードは流星の光跡の撮影に適さないと説明しています。同モードは1回の長時間露光ではなく、短い露光で複数枚を撮影して合成する仕組みです。Mac Fan Portalも、ナイトモードは短時間露光の画像を合成して明るさを補う機能と解説しています。

この方式では暗い景色を明るく写せても、流星が通過する間の光を1枚の画像に連続した筋として記録する長時間露光とは異なります。一方、AppleInsiderには、ナイトモードで明るい流星の軌跡を撮影できたという利用者の報告もあります。撮影結果は一律ではなく、専用アプリを使う方法もあります。

iPhoneを三脚などで固定すると、ナイトモードの露光時間を長く設定できます。Mac Fan Portalによると、条件によっては十数秒程度になる場合があります。同ポータルは、複数フレームを合成するため、撮影中の手ブレが仕上がりに影響すると説明しています。流星の撮影でも、端末を固定します。

Vibrant aurora borealis with swirling pink, purple, and green lights across the night sky, shown in three panels, one including a flagpole, clouds, trees, and a small house below
出典: media.appleinsider.com

NightCapの流星モードで自動撮影

AppleInsiderが紹介するNightCap Cameraには、流星を自動撮影する「Meteor Mode」があります。NightCap Cameraの説明では、流星モードは撮影設定を自動で行い、流星の撮影に対応しています。AppleInsiderによると、このモードは5秒露光で1時間に約720枚を撮影し、流星が写ったと判断した画像だけを保存します。

NightCap Cameraは、秒単位または分単位でシャッターを開く長時間露光にも対応しています。バージョン10では、撮影しながら各フレームを安定させて位置を合わせる手持ち撮影機能も追加されています。一方、AppleInsiderは長時間撮影には三脚が必要だとしており、撮影場所で端末を安定させる方法を勧めています。

NightCap Cameraは買い切りで、価格は2.99ドルです。連続撮影ではバッテリーを消費するため、AppleInsiderは予備バッテリーの携行も勧めています。Apple Watch向けアプリにはライブプレビューとリモート操作機能があり、対応する端末からシャッターを操作できます。

Night sky filled with countless bright stars and a faint cloudy band of the Milky Way stretching across a dark, deep blue background
出典: media.appleinsider.com

暗い場所と撮影後の調整

撮影には、街明かりの影響が少ない暗い場所が適しています。AppleInsiderは、三脚を使って車のボンネットや平らな地面などに端末を安定させる方法を挙げています。シャッター操作で端末が動くのを避けるため、同媒体はリモートシャッターの利用も選択肢として紹介しています。

撮影後は写真アプリなどで明るさやコントラストを調整できます。AppleInsiderは、暗い画像の編集で露出を大きく上げるとノイズが目立つ場合があるとして、ハイライトやシャドウ、コントラストを少しずつ調整する方法を紹介しています。シャープネスや定義を上げる場合も、星や流星の輪郭とノイズを見ながら調整します。

2026年のりゅう座流星群について、Star Walkは突発的な増加を予測せず、通常の出現数を想定するよう案内しています。Star Walkによると、母天体の彗星は2025年3月に近日点を通過しましたが、それだけで2026年に流星雨が起きるわけではありません。撮影では多数の流星を前提にせず、流星モードで空を連続撮影する方法があります。

Bright blue-white meteor streaking across a dark night sky, leaving a glowing tail that tapers off into the distance
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