
米国GPで通算500戦に到達
ホンダは2026年10月23〜25日、米テキサス州オースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズで開かれるF1アメリカグランプリで、F1通算500戦の節目を迎えます。1964年のドイツGPで初参戦して以来の記録です。
500戦の集計対象は、エンジンまたはパワーユニットが「Honda」として公式登録されたグランプリです。今回の米国GPでは、アストンマーティン・アラムコF1チームのマシン「AMR26」にHonda500記念ロゴを掲出します。
ホンダ・レーシング(HRC)のレースエンジニアが着用する特別ユニフォームにも同じロゴが入ります。ホンダは2026年シーズンから、F1パワーユニット「RA626H」を同チームに供給するワークスパートナーとして参戦しています。
参戦休止と復帰を経た歴史
ホンダは1964〜1968年にエンジンと車体の両方を開発するチームとして参戦し、1965年のメキシコGPで初優勝しました。1968年シーズン後にF1を離れ、1983年にエンジン供給者として復帰しています。
復帰後は1986年にウィリアムズ・ホンダがコンストラクターズ選手権を制し、1987年にはドライバーズとコンストラクターズの両タイトルを獲得しました。1988〜1991年にはマクラーレン・ホンダが両タイトルを4年連続で獲得し、ホンダは1992年に第2期の活動を終えました。
2000年にBARとエンジン供給・車体共同開発で参戦を再開し、2006年にはホンダ単独チームとしてハンガリーGPで復帰後初の優勝を挙げました。2008年に活動を終えた後、2015年にパワーユニット供給者として戻り、2019年からレッドブル・レーシングにも供給しました。
2026年はアストンマーティンと提携
ホンダは2021年シーズン後にF1参戦を終了し、2022年からはレッドブル・パワートレインズへの技術支援を行いました。2021年にはレッドブルのマックス・フェルスタッペンがドライバーズ選手権を制しています。
2026年に向け、HRCは新型パワーユニットRA626Hを開発しました。HRCはホンダのモータースポーツ部門として、パワーユニットの開発に加え、レース参戦とF1活動の運営も担います。
アストンマーティンのローレンス・ストロール会長は、ワークス提携では車体とパワーユニットを一体のパッケージとして設計すると述べています。ホンダは2026年から同チームへパワーユニットを供給し、チームとともに新たな体制で参戦しています。
記念サイトや限定グッズも展開
ホンダは500戦の節目に合わせ、1964年の初参戦からの歩みをたどる特設サイトと記念動画を公開します。動画はホンダの公式YouTubeチャンネルやSNSで配信する予定です。
国内ではHonda500記念ロゴ入りのタンブラーやキーホルダーなどを販売します。HRCエンジニアのユニフォームと同じデザインの、ミズノ製レプリカユニフォームも用意します。
HRCの渡辺康治社長は、ファンやパートナー、ドライバーへの感謝を示し、今後もF1への挑戦を続ける考えを述べました。








