
911の上位に置く新たなスーパースポーツカー構想
ポルシェはビジョンモデル「Mission S」を公開し、ミッドシップのスーパースポーツカー用プラットフォームを開発すると発表しました。新型車は911の上位に位置し、一度限りのハイパーカーではなく、継続販売するラインアップの一つとして構想されています。
Mission Sは、ポルシェが今後のデザインの方向性を示すために制作したモデルです。ポルシェは、同じ「先を見据えたデザイン」を持つ新型スーパースポーツカーの開発を明らかにしました。
ミッドシップはエンジンを車体中央付近に置く構成で、Mission Sもその前提で設計されています。
911 GT1や歴代車を取り入れた外観
車体前部には、丸型ヘッドライトと張り出した「トルペードフェンダー」を採用しています。低く平らなフロントはレーシングカーの911 GT1を想起させ、フェンダーやルーフラインには歴代ポルシェの意匠を取り入れています。
後部には、ポルシェ917のラジエーターファンに着想を得た冷却用ファンを配置しました。車体と一体化したアクティブリアウイングも備え、機能部品を外観に組み込んでいます。
ホイールは、ポルシェ928の「ダイヤルデザイン」をもとにしています。歴代モデルの要素を再解釈し、ミッドシップ車らしい車体の比率と、前後をつなぐライトのラインを組み合わせています。

運転席を中心にしたインテリア
室内は、550スパイダーや356などのスポーツカーを参考に設計しています。ダッシュボードからドアへ続くラインによって、運転席を車体の奥に配置したように見せています。
ステアリングの奥には、円形の計器を5つ並べました。中央の回転計はアナログ針と、その背後に置かれたディスプレイを組み合わせています。走行モードに応じて、計器の並び方や回転計の位置が変わります。
ダッシュボードには、押す・引く操作で各種機能を呼び出すスイッチ類を設けています。前席にはバケットシートを採用し、シートベルトのバックルや電動調整スイッチの配置にも新しい設計を取り入れました。

固定ディスプレイを置かない操作系
ダッシュボードに常設のセンターディスプレイや助手席用ディスプレイはありません。必要に応じて出し入れできるスマートフォンホルダーを備え、MagSafe対応端末をナビゲーションや情報表示に使います。
スマートフォンは「My Porsche」アプリと連携し、車両機能へのアクセスにも使えます。円形計器には、歴代車に着想を得たデジタル表示を選べます。
ポルシェは、アナログ操作とデジタル表示を組み合わせ、運転者が扱いやすい操作系を目指しています。











