
古河ユニックは、クレーンを架装したトラック4425台について、つぶれ止めが脱落するおそれがあるとしてリコールを届け出ました。荷台と車体のフレームを固定する部分に不具合があり、脱落した部品が交通を妨げる可能性があります。
対象は8車種、1999年から2026年製造の車両
対象は、いすゞ「エルフ」「カゼット」、トヨタ「ダイナ/トヨエース」「デルタ」、日産「アトラス」、マツダ「タイタン」、三菱ふそう「キャンター」、日野「デュトロ」の8車種です。1999年10月21日から2026年6月8日までに製作された車両が含まれます。
対象台数のうち、車台番号で特定できる車両は4073台です。残る352台はクレーン製造番号で管理されており、合わせて4425台が対象です。
古河ユニックは9月28日に国土交通省へリコールを届け出ました。対象車両のつぶれ止めを対策品に交換し、不適切なつぶれ止めが装着されている車両にも同様の改善を行います。
つぶれ止めの加工不良で脱落のおそれ
不具合は、荷台とシャシフレームをUボルトで締結する際に取り付ける「つぶれ止め」の加工工程が不適切だったことによるものです。車両の振動などで部品がフレームから外れ、ほかの交通を妨げるおそれがあります。
Uボルトは、トラックの荷台を支える根太と車体のフレームを固定する部品です。Uボルトブロック(ディスタンスピース)は、締結時にフレームが変形しないよう、間に挟んで補強する材料として使われます。
古河ユニックは対象部品を対策品に交換
古河ユニックは、対象となる全車両のつぶれ止めを対策品へ交換します。不適切なつぶれ止めが装着されている車両にも同じ改善措置を行います。
リコールは、設計や製造過程の不具合を受け、メーカーが対象製品を回収して無償修理する制度です。自動車では、メーカーが国土交通省に届け出て、対象車の改善措置を実施します。
車両の所有者は、車検証に記載された車台番号を使い、メーカーのリコール検索で対象かどうかを調べられます。国土交通省の情報検索では、車名や型式などから届出情報を確認できます。
対象車はメーカー系列の窓口で修理を受ける
対象車と分かった場合は、車両メーカー系列のディーラーなどに連絡して修理を予約し、改善措置を受けます。リコール修理の費用はメーカーが負担し、無償で行われます。
今回の不具合について、現時点で不具合や事故の報告はありません。
所有者への通知は、車検証の登録住所に届く場合があります。住所や所有者情報が変わった車両では通知を受け取れないこともあるため、車台番号で対象かどうか確認できます。








