
ANAホールディングス(ANAHD)と全日本空輸(ANA)は、現在の本社機能を東京都港区の汐留シティセンターから、中央区八重洲の再開発施設「YAESU CORE」へ移すと決めました。移転は2030年春頃の予定で、グループの一部機能も同じ時期に田町の新拠点へ移ります。新オフィスでは社員同士の交流を促し、知見やアイデアを組織の力につなげる方針です。
本社機能は八重洲、グループの一部は田町へ
移転先となるYAESU COREは、八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業の施設名称です。ANAHDとANAの本社機能が入る予定です。
グループの一部機能は、田町駅西口駅前地区開発事業で整備される新拠点に移ります。こちらも入居は2030年春頃の予定です。どの会社や部門をどちらの拠点に配置するか、具体的な移転計画は今後決める方針です。
ANAグループは、2026~2028年度の中期経営戦略に掲げる成長の価値創造サイクルを支える取り組みとして、職場環境を整備します。カスタマーフロントラインに加え、スタッフ部門も対象に含め、社員の活力を高めることを目指します。
東京駅に近い複合施設に入居
YAESU COREは東京都中央区八重洲二丁目に位置し、東京駅八重洲口から徒歩3分、地下通路で直結する計画です。銀座線京橋駅からも徒歩2分で地下直結となります。施設の竣工予定は2029年1月末で、ANAの入居予定時期より前です。
施設は地上43階、地下3階、高さ約227メートルで、敷地面積は約19,560平方メートル、延床面積は約389,290平方メートルです。オフィスのほか、商業施設、劇場、サービスアパートメント、インターナショナルスクール、バスターミナルなどを備える計画です。
オフィスは11階から38階に配置され、1フロア約6,300平方メートル超の計画です。商業施設は地下1階から地上3階に約50店舗を予定し、3階から6階には約1,300席の劇場を設けます。
新オフィスで社員の交流を促進
ANAグループは、新オフィスの広いフロアで役職員が日常的に交わり、コミュニケーションが生まれる空間をつくる方針です。社員同士のつながりを通じて、個々の知見やアイデアを結集し、組織力の最大化を目指します。
職場環境の整備では、社員一人ひとりが働きやすいオフィスづくりも目指します。多様な人材が能力を発揮できる環境を整え、グループとして新たな価値の提供につなげる考えです。








