Analogueは、スーパーファミコン用の「Super Nt+」と、セガ・ジェネシス用の「Mega Sg+」を発表しました。いずれも既存カートリッジで遊ぶFPGA搭載機で、Bluetoothと2.4GHzの無線コントローラー接続、USB-C給電に対応します。価格は各219.99ドル(約3万5,000円)で、予約は10月19日開始、出荷は12月の予定です。
既存カートリッジを使う16ビット機
Super Nt+はスーパーファミコン用、Mega Sg+はジェネシスなどの対応カートリッジ用の互換機です。どちらもゲームを内蔵せず、手持ちのカートリッジを本体に挿して遊びます。
映像出力はHDMIで、最大1080pに対応します。Super Nt+はスーパーファミコンとスーパーファミコンの海外版にあたるSuper Famicomのカートリッジを、Mega Sg+はジェネシスやMega Driveなどのカートリッジを扱い、地域制限なしで動作します。
両機はFPGA(回路構成を書き換えられる半導体)を使い、ゲーム機の回路動作をハードウェア上で再現します。ソフトウェアで動作を模倣するエミュレーション方式ではなく、Analogueは各機の中核機能をAltera Cyclone V FPGAに実装したと説明しています。
無線接続と端子を追加
新モデルはBluetoothと2.4GHzの無線接続を本体に備え、対応コントローラーをペアリングボタンで接続できます。従来型の有線コントローラーも引き続き使え、コントローラーは別売りです。
本体にはUSB-Cの電源入力とUSB-A端子が加わりました。USB-C電源アダプターとケーブルは同梱されます。USB-A端子はAnalogue DACへの接続やコントローラーの充電に使う仕様で、USB接続の有線コントローラーを直接つなぐ用途には対応しません。
無線コントローラーを接続した状態でも、プレイヤー1のコントローラーから本体の電源を入れたり切ったりできます。有線コントローラーを挿すと無線コントローラーより優先される仕様も加わりました。
ゲーム中の設定とカートリッジ交換
カートリッジを抜き差しするときは、メニューからプレイ中のゲームを終了すれば、本体の電源を落とさずに交換できます。Mega Sg+では対応アダプターも同様に交換できます。
両機にはゲーム中に設定を開けるメニューがあり、映像や音声などを調整できます。解像度の選択肢はNTSC方式で480p、720p、1080p、PAL方式で576p、720p、1080pです。
画面の縦横比は8:7、4:3、1:1から選べ、スキャンラインや画面の切り抜きも調整できます。これらは16ビット世代の2Dゲーム向けの表示機能で、4K出力には対応しません。
価格と発売時期
Super Nt+はClassic、SF、Blackの3種類から選べます。Mega Sg+も地域別のモデルが用意され、価格はいずれも219.99ドル(約3万5,000円)です。
予約開始は10月19日、出荷開始は2026年12月の予定です。
本体にはゲームソフトとコントローラーは付属しません。一方、各機にはHDMIケーブル、USB-Cケーブル、カートリッジクリーナーが同梱され、Mega Sg+にはMaster System用カートリッジアダプターとSega CD用スペーサーも含まれます。










