
Steamでナンバリング9作とスピンオフ2作を配信
エレクトロニック・アーツ(EA)は、RPGシリーズ『ウルティマ』の11作品をSteamで配信しました。対象はナンバリングの『Ultima I』から『Ultima IX』までの9作と、スピンオフの『Ultima Underworld』2作です。いずれもSteamでは初めての配信となり、GOG.comとEA appでも取り扱われています。
シリーズはリチャード・ギャリオット氏が1981年に制作した『Ultima I: The First Age of Darkness』から始まりました。ギャリオット氏は1983年にOrigin Systemsを設立し、EAは1992年に同社を買収しています。
今回の配信作は、当時のゲームを忠実に移植した作品として扱われています。11作品はEAの「名作ゲーム復活セール」の対象で、各作品が50%オフで販売されています。日本語には対応していません。
2027年に予定されるシリーズの権利再取得
ギャリオット氏は、米国著作権法の制度を利用して『ウルティマ』シリーズの権利を取り戻す意向を示しています。権利の復帰は2027年の予定です。
ギャリオット氏は、権利を持つことで過去作の再リリースや続編の制作が可能になるとコメントしていました。今回の配信はEAによるもので、権利再取得の予定とは別の動きです。
『Ultima IV』は行動を徳として扱う
『Ultima IV: Quest of the Avatar』では、強大な悪を倒すことではなく、アバタールになるための自己鍛錬が目標です。プレイヤーの行動は「徳」に関わり、盗みや無実の人々への攻撃を避け、善行を重ねることが求められます。
徳を高める行動には、物乞いに金を渡すことや、8つの徳の神殿で瞑想することなどがあります。その一方、町や城の宝箱を盗む行為は徳を損なうものとして扱われます。
物語の進行では、各地を訪ね、徳について学びながらアバタールを目指します。最終的には「スタイジアン・アビス」に入り、「究極の知恵のコーデックス」を見ることが目標に含まれています。
『Underworld』2作は一人称視点のダンジョン探索
同梱された『Ultima Underworld』2作は、本編のナンバリング作品とは視点や探索方法が異なります。画面は一人称視点で、マス目に沿って進む方式ではなく、ダンジョン内を前後左右に自由に移動し、上下を見渡せます。
操作にはキーボードとマウスを使います。戦闘はリアルタイムで進み、プレイヤーは武器を振る角度をマウスで操作します。
魔法にはルーン石を使い、見つけた石を組み合わせて呪文を発動します。探索した場所が自動で記録されるマップも備え、プレイヤーは地図にメモを書き込んだり、関心のある場所を強調したりできます。











