
Audezeのワイヤレスゲーミングヘッドセット「Maxwell2 ANC」が発売されました。平面磁界型ドライバーを搭載したヘッドセットとして世界初のアクティブノイズキャンセリング(ANC)対応をうたい、周囲の騒音を最大35dB低減します。価格はPlayStation用が90,750円、Xbox用が96,800円です。
ANCを追加したMaxwell2の新モデル
Maxwell2 ANCは、従来モデル「Maxwell2」をベースにANCを加えた製品です。ANCのオン・オフにかかわらず一貫した音響特性を保つよう設計されており、騒音の大きな環境でも音質を維持することを目指しています。
ANCを使う場合のバッテリー駆動時間は約35時間、オフの場合は約40時間です。充電時間は約2時間です。本体重量はバッテリー込みで560gです。
本体には90mmの平面磁界型ドライバーを搭載し、特許出願中のSLAMテクノロジーも採用しています。メーカーは、足音やリロード音などを捉える定位性能、クリアな音質、力強い低音を特徴として挙げています。
平面磁界型の構造とゲーム音
ヘッドホンのドライバーは、電気信号を音に変える部品です。一般的なダイナミック型では、磁気回路の中のボイスコイルが振動板を動かします。平面磁界型では、平らな振動板に導体を設け、平面状に配置したマグネットと向かい合わせて駆動します。
平面磁界型では振動板全体に駆動力が加わるため、振動の一部が不均一になる分割振動が起きにくく、広い帯域の再生に向くとされています。振動板全体を動かす構造は、音の立ち上がりや減衰が速く、細かな音を再生しやすいという特徴にもつながります。
ゲームで音の方向を把握する用途では、Maxwell2 ANCは足音やリロード音を正確に捉える定位性能を製品の特徴としています。平面磁界型の構造は音の細部や応答の速さに関係し、定位性能には個別の設計も関わります。ヘッドトラッキングにも対応し、対応アプリケーションと組み合わせると、頭の動きに追従する空間オーディオを利用できます。
接続方式と対応機器
ワイヤレス接続はBluetooth 5.3に準拠し、SBC、AAC、LDAC、LE AudioのLC3とLC3plus、Auracastに対応します。USB-CワイヤレスドングルまたはUSB-C有線接続では、最大24bit/96kHzの音源を再生できます。
対応機器にはPlayStation 4・5、Windows、Mac、iOS、Android、Nintendo Switchなどが含まれます。ただし、PlayStation用モデルはXboxでは使用できず、Xbox用モデルはPlayStationでは使用できません。
空間オーディオの方式はモデルによって異なり、PlayStation用はTempest 3D、Xbox用はDolby Atmosに対応します。左右それぞれに1.4Wのバランス駆動対応アンプを備えています。付属品は着脱式ブームマイク、USB-Cワイヤレスドングル、USB-Cケーブル、USB-Aアダプターケーブル、3.5mmアナログケーブルです。
マイクと装着部、販売価格
マイクは着脱式のビームフォーミングタイプで、周囲の不要なノイズを抑えるFILTER AI機能を備えています。イヤーパッドには人工皮革製のメモリーフォームを採用し、ヘッドストラップは幅広で通気性に配慮した設計です。
再生周波数帯域は10Hz~50kHz、最大出力は115dB以上です。
直販価格はPlayStation用が90,750円、Xbox用が96,800円です。2モデルは対応するゲーム機と空間オーディオ方式が異なります。









