
GODOXは、スマートフォンに取り付けて使う小型キセノンフラッシュ「A2」を海外で発表しました。TTL自動調光や最高1/8,000秒のハイスピードシンクロ(HSS)に対応し、暗所や逆光での静止画撮影でスマートフォンの光量を補えます。

マグネットでスマートフォンに装着
A2は本体にマグネットを内蔵し、スマートフォンの背面に取り付ける設計です。前面にもマグネットリングを備え、別売のハニカムグリッド、バーンドア、スヌート、CTOフィルターを装着できます。
本体は直径63.8mm、厚さ25.8mm、重さ約93gです。ブラックやホワイトなど4色を用意しています。
GODOXは以前、スマートフォンとBluetoothで連携するフラッシュ「A1」を展開していました。A2ではマグネットによる着脱を採用し、専用のGodox Camera Appから本体を操作できます。
TTLとHSSで光量や背景を調整
TTLは、撮影時の測光に応じてフラッシュの発光量を自動調整する方式です。GODOXによると、A2はTTLモードとマニュアルモードを備え、アプリからマニュアル操作でシャッター速度と発光量を調整できます。
キヤノンのカメラ用フラッシュ設定では、フラッシュ光と周囲の光の比率を変え、環境光を生かす撮り方やフラッシュを主光源にする撮り方を選べます。A2のTTL機能もフラッシュの光量を自動で整えますが、キヤノンの設定項目をA2で使えるという意味ではありません。
HSSは、通常の同調速度を超える速いシャッター速度でフラッシュを使う機能です。キヤノンの説明では、日中に絞りを開けて背景をぼかす撮影などを例に挙げています。A2も最高1/8,000秒のHSSに対応します。GODOXは、明るい背景と被写体の露出を調整する使い方を紹介しています。
キセノン発光とLEDを用途で使い分け
A2のキセノンフラッシュは、短時間に強い光を発します。キセノンフラッシュランプは、コンデンサーなどを使って短いパルス光を出す仕組みで、写真撮影用フラッシュに使われます。
GODOXは、A2のフラッシュ発光が被写体の動きを止める助けになると説明しています。ガイドナンバーはISO 100で約15、フル発光時のチャージ時間は約2秒で、フル発光では約400回撮影できます。
動画撮影向けには、バイカラーLEDライトも搭載します。LEDの明るさは1〜100%で調節でき、色温度はアプリで2,800〜6,000Kの範囲から設定できます。キセノン発光は一瞬の光で静止画を照らし、LEDは点灯を続けて動画の照明に使います。
アプリ操作と別売機材との連携
Godox Camera Appでは、TTLの自動調光に加え、マニュアルモードで発光量を1/128〜1/1の範囲で設定できます。LEDもアプリから設定でき、Bluetoothの操作範囲は最大15mです。
NFCを使ってBluetooth接続を設定すれば、スマートフォンに装着した状態でも取り外した状態でも、ワイヤレスで調光できます。バッテリー容量は500mAhで、USB-Cから充電します。充電時間は約1時間です。
別売のスマートフォン用ワイヤレストリガーを組み合わせると、GODOXのスピードライトや屋外用フラッシュと連携できます。A2単体は近距離撮影向けです。より大きな光量や広い照射範囲が必要な場合、GODOXはこれらのフラッシュとの組み合わせを案内しています。









