Learny Land collection of 14 educational games including Extraordinary Women, My Green City, What Were Dinosaurs Like?, What’s In The Oceans?, Code the Robot. Save the Cat, and more.
出典: blog.google

ストア開放が配信の前提を変える

モバイルゲームの配信に、Google PlayやApp Store以外の経路が加わり始めています。Googleは米国で、代替アプリストアをGoogle Playからインストールできるようにし、カタログ共有も始めました。欧州では、Appleと欧州委員会の法廷闘争を経て、代替ストアをめぐる制度変更が進んでいます。

Skichは、ゲームの発見やプレイヤー同士の交流機能を備えたストアです。Androidでは世界各地で、iOSでは欧州で利用でき、開発者に新たな配信経路を提供する事業を進めています。

Skichには200以上のカテゴリがあり、ゲームのリストや友人の活動、今後発売されるゲームの情報を掲載しています。ゲームランチャーとプレイ時間の記録機能も備えており、どちらもAndroid向けです。

発売前からゲームを見つける仕組み

Skichの共同創業者兼CEO、セルゲイ・ブドコフスキー氏は、従来のストアでは上位に同じタイトルが並び、プレイヤーが好みに合うゲームを見つけにくいと述べています。同社は、利用者の好みに合わせた推薦に加え、ゲームリストやソーシャル機能を提供しています。

Skichの特徴の一つは、発売前のゲームをフォローし、配信開始の通知を受け取れる仕組みです。プレイヤーは発売前からタイトルを追い、リリース後はゲームをリストに加えたり、レビューを書いたりできます。

同社は、プレイヤーが選んだジャンルの70%は従来型のアプリストアに存在しないとしています。また、開発者プロフィールを通じて一つのゲームを試したプレイヤーの半数が、同じスタジオの別のゲームもダウンロードしたと説明しています。どちらもSkichの利用者に関するデータです。

中国では複数のストアが配信を担う

中国のAndroid市場では、Google Playが一般的な配信先ではありません。2014年のJETRO調査によると、当時の中国ではGoogle Playが提供されず、Android向けアプリストアが独自に形成されていました。

同調査が紹介した2013年版の業界リストには、第三者プラットフォームのアプリストアが約300件掲載されていました。ストアの運営主体には携帯電話会社、端末メーカー、インターネット企業などがあり、Androidゲームは複数のプラットフォームで配信されるのが一般的でした。

中国でのAndroid配信について、Chinareadyは、Google Playを主な経路とせず、Huawei、OPPO、vivo、Xiaomiなどの端末メーカー系ストアとTencent MyAppから配信を始める方法を紹介しています。ゲームでは一般アプリと異なり、ライセンスやパブリッシャーとの関係、端末メーカーのゲームセンターなども配信経路の検討に関わります。

配信経路の拡大と開発者の収益

中国の例では、代替ストアの利用は一つのストアへの出品で完結せず、複数の配信先を組み合わせて広がっています。各ストアで審査や更新の運用が必要になるため、Chinareadyは配信先を段階的に増やし、導入後の状況を測る手順を示しています。

Skichは、同社が送った自然流入に限って15%の手数料を課すとしています。開発者自身が獲得した利用者には手数料を課しません。また、開発者が自らの利用者をSkichへ呼び込む方法も準備中で、条件が整い次第公表するとしています。

ブドコフスキー氏は、今後、数十から数百の代替ストアが登場する可能性を見込み、各ストアは特定のジャンルや利用者層に特化すると予測しています。Skichはミッドコアやハードコアのプレイヤーに向けたストアを目指し、決済処理や基盤を担うXsollaと提携しました。