
Wild ONEに加わる3つのチタンモデル
NORQAINはスポーツウォッチ「Wild ONE」に、グレード5チタンを採用した3モデルを追加しました。ケースの一部やバックルなどにチタンを取り入れた新作は、スケルトン仕様の39mmと42mm、鉄隕石の文字盤を備える42mmの構成です。
Wild ONEは2022年に登場したコレクションです。新作では、従来のマットな外装に明るい金属の質感を加えています。グレード5チタンはスチールより約45%軽く、NORQAINは軽さ、耐久性、耐食性を重視した素材として説明しています。
3モデルはいずれも自動巻きムーブメントを搭載し、COSC認定を受けています。COSCはスイスのクロノメーター認定機関で、スケルトン2モデルにはパワーリザーブ65時間のNK26/1、鉄隕石モデルには70時間のNN20/1が使われています。
スケルトン2モデルは色とサイズで違い
39mmの「Wild ONE Skeleton Titanium」は400本限定です。グレーを基調にライトイエローの差し色を配し、蓄光塗料の色も合わせています。42mmモデルはショックアブソーバー、ストラップ、文字盤のアクセントにミントグリーンを使います。
両モデルのムーブメントは、NORQAINの自社製スケルトン仕様NK26/1です。ブリッジと回転錘はアルプスの山並みを思わせる形にデザインされています。文字盤上のロゴをダイヤルリングへ移し、ムーブメントを見渡しやすくした点も共通しています。

ケース上部のチタン部品に加え、NORQAINプレートとピンバックルにもチタンを採用しました。新作は、コレクションの軽量な構造を保ちながら、外装に金属の明るさを加えた仕様です。
NORTEQとラバーを組み合わせたケース構造
Wild ONEの従来モデルでは、NORTEQ製の上部と下部のパーツが保護ケージを構成し、その間に置いたラバー製ショックアブソーバーがムーブメントを収めるチタンケースを囲みます。

NORTEQは炭素繊維複合材で、ポリマー基材には植物由来の素材が含まれます。2022年のWild ONEはこの構造を含めて84グラムで、ステンレススチール製の同ブランドの時計より50%軽いとされています。
同モデルは5000Gの衝撃試験を通過し、防水性能は200メートルとされていました。 今回の3モデルも、チタンケースをラバー製ショックアブソーバーとNORTEQの部品で囲む構成を採用しています。 チタンの追加は、従来の複合素材とラバーを組み合わせた設計に金属部品を加える変更です。
鉄隕石の模様を生かした42mmモデル
「Wild ONE Meteorite Titanium」は、スウェーデン北部で発見された鉄隕石を文字盤に使います。模様はウィドマンシュテッテン構造と呼ばれ、同モデルでは素材の自然な模様が文字盤ごとに異なります。

鉄隕石の模様は、ニッケルを含む鉄の合金であるカマサイトとテーナイトが、長い時間をかけて冷える過程で分かれて形成されます。隕石を切り出して表面を加工すると、内部にできた構造が見えるようになります。
切り出す位置や向きが変われば、表面に現れる模様も変わります。同じ隕石の素材から作った文字盤でも、模様は一つずつ異なります。 文字盤はアンスラサイト色で、時計にはケニッシ製のCOSC認定ムーブメントNN20/1を搭載します。

販売価格とモデル構成
新作はNORQAINと一部の販売店で販売されています。スケルトンモデルの価格は7,250〜7,690米ドル、鉄隕石モデルは7,750〜8,190米ドルです。
3モデルのケース径は39mmまたは42mmで、スケルトン仕様はサイズによって配色も異なります。鉄隕石モデルは42mmで、文字盤の模様とムーブメントの仕様をスケルトンモデルと分けています。
価格帯は、スケルトン2モデルと鉄隕石モデルで重なりません。限定本数が公表されているのは39mmのスケルトンモデルで、こちらは400本限定です。











