
Teslaのイーロン・マスクCEOは、テキサス工場で電動ピックアップ「Cybertruck」の生産を2027年半ばごろから縮小し、空いたスペースを自動運転車「Cybercab」の増産に使うと述べました。今回の発表では、Cybertruckの生産を終了するのか、別の工場へ移すのかは明らかにされていません。
テキサス工場で2027年半ばごろから生産縮小
マスク氏は、Cybertruckの生産を縮小してCybercab向けの場所を確保すると説明しました。Teslaは車種別のCybertruck販売台数を公表していません。InsideEVsが紹介したCox Automotiveのデータによると、2026年第3四半期の販売台数は4,323台、1〜9月の合計は11,586台でした。InsideEVsは、発売以来の累計納車台数を約7万台とする業界推計も紹介しています。
The Vergeが紹介したアナリスト推計も、累計納車台数を約7万台としています。また、マスク氏はかつて年25万台の販売を予測していました。
Cybercabはロボタクシー事業の中核に
CybercabはTeslaが計画する自動運転車です。同社は、時間をかけてロボタクシー網を運行する主要車種にする意向です。マスク氏は、Cybercabの生産を増やすための工場スペース確保をCybertruckの生産縮小の目的に挙げました。
Teslaは、Cybertruckを組み立てるテキサス工場の床面積をCybercabの生産に回す計画です。マスク氏はCybertruckの生産を他の工場へ移す案には言及していません。
販売台数と価格の動き
TeslaはCybertruckのエントリー仕様にあたるデュアルモーター全輪駆動モデルの注文受付を停止し、PremiumとCyberbeastの注文を受け付けています。InsideEVsによると、Premium AWDの開始価格は89,990ドル(約1,400万円)から92,490ドル(約1,500万円)へ、Cyberbeastは99,990ドル(約1,600万円)から102,490ドル(約1,600万円)へ引き上げられました。
Cybertruckは2023年末に販売を開始しました。2025年には、トリムの一部が脱落する懸念から4万6,000台超を対象とするリコールがありました。BBC Newsは、これを含め複数回のリコールがあったと報じています。The Vergeも、車両部品をめぐる複数のリコールに言及しています。
販売開始前の2019年、マスク氏はCybertruckの注文が14万6,000件あったと述べていました。








