10種類の壁紙をInsiderに配布
MicrosoftはWindows Insider Programの12周年に合わせ、Insider向けに10種類の壁紙を用意しました。各画像は4,000×4,000ピクセルの正方形PNGで、5色それぞれにライト版とダーク版があります。
デザインは、最新のSurface製品の外観を参考にしたリボン状の図柄です。配布メールでは、壁紙を12年間のプログラムとSurfaceのデザインに着想を得た贈り物として案内していました。
配布された10枚のうち「WP12-DM.png」のプロパティには、当初「Adobe Photoshop 27.10 (Macintosh)」と記録されていました。
ファイルのプロパティに残った記録
「WP12-DM.png」のプロパティには、プログラム名のほか、撮影日として2026年10月1日も表示されていました。タイトル欄は「ProEXR File Description」で始まっていたとされています。
メールからZIPファイルを再ダウンロードすると、同じ画像のタイトル、撮影日、プログラム名は空欄になっていました。ファイルの情報が更新されたという投稿への返信もありました。
Windows Latestは、タイトル欄の記載を手掛かりに、リボンの図柄を3Dソフトでレンダリングし、Mac上のPhotoshopで仕上げた可能性を挙げました。これは同媒体の推測です。プロパティにはPhotoshopのMac版が記録されていました。
OpenEXRとProEXRが担う作業
OpenEXRは、3Dレンダラーで使われる画像形式です。一般的なRGBとアルファ以外のチャンネルも扱えるため、レンダリング時の複数の情報をファイルに含められます。
3D画像の「レンダーパス」は、光や奥行きなどを分けた描画結果です。GameDev.tvのフォーラム投稿では、Blenderで選択した複数のレンダーパスを1つのOpenEXRファイルに含め、Photoshopでレイヤーとして開く手順が紹介されています。
ProEXRは、PhotoshopなどでOpenEXRを読み書きするプラグイン群です。Photoshopでは追加チャンネルをレイヤーとして読み込み、レイヤーを含むOpenEXRとして保存できます。この仕組みは、レンダリング後にパスごとの見え方を調整する作業に使われます。
制作環境をめぐる論点
Microsoft社内のデザインチームが壁紙を制作しました。PhotoshopはWindows 11でも動作します。
昨年の11周年記念用ZIPにも「__MACOSX」フォルダーが含まれていました。macOSでZIPを作成した際に付くフォルダーです。
Windows Latestは、Insiderへの贈り物ならWindows PCで制作する姿を伝える選択肢もあったとして、制作過程の見せ方に意見を述べました。ファイルのプロパティにMac版の記録があったことと、Microsoftのデザインチームが日常的に使う端末は別の情報です。











