Jordan Space Jam 30th Anniversary Collection
出典: WWD

30周年コレクションの主役は3種類のエア ジョーダン 11

ジョーダンブランドは、映画『スペース・ジャム』の公開30周年に合わせ、エア ジョーダン 11を軸にしたコレクションを展開します。映画に登場した配色の復刻モデルと、新作の「グリーン スクリーン」「マジック ボール」の計3モデルを発売します。

25周年時の企画では、レブロン・ジェームズが主演した『スペース・プレイヤーズ』に焦点が当たりました。今回は、マイケル・ジョーダンとルーニー・テューンズの共演作を振り返ります。

エア ジョーダン 11は、ホリデーシーズンの重要な商品として扱われてきました。ジョーダンブランドのテランス・ハーベイ氏は、定番モデルの復刻に加え、新しい世代にも届く創造的なアプローチが必要だと説明しています。

復刻モデルは青いジャンプマンと刺しゅうの「23」

復刻版の「スペース・ジャム」では、シューズの側面やタン、アウトソールのジャンプマンに「バーシティロイヤル」ブルーを採用します。映画で使われた紫色ではなく、2000年の一般発売モデルで選ばれた青色を踏襲します。

タンには「Jumpman Jam」の文字が戻り、かかとには背番号「23」が配置されます。背番号はこれまでのモデルのようなプリントではなく、刺しゅうで表現されます。

エア ジョーダン 11のデザインが形になる過程について、ナイキのデザイナーだったケン・ブラック氏は、ジョーダン氏の引退が近づいていた時期に試作モデルを見たと振り返っています。ブラック氏は、パテントレザーから柔らかなレザー、ナイロン、かかとの素材へと続く質感の組み合わせを、デザインの特徴として挙げました。また、ティンカー・ハットフィールド氏は2015年のインタビューで、ジョーダン氏が完成デザインを気に入り、予定より早くコートで履いたと語っています。

「グリーン スクリーン」は映画の撮影手法をデザインに反映

新作の「グリーン スクリーン」は、ジョーダン氏をアニメーションの世界に合成する撮影で使われた背景色をモチーフにしています。アッパーの大部分を緑色でまとめ、通常のパテントレザーに代えてヌバックを使い、ミッドソールと内側にはスエードを配しています。

クロマキー合成は、映像から特定の色を取り除き、別の映像と合成する技術です。AppleのFinal Cut Proでは、緑や青の背景色を検出して取り除き、別のクリップの画像と合成できます。合成しやすくするには、取り除く色が均一になるよう、適切な明るさの背景で撮影することが重要です。

背景には塗料、布、紙などを使えます。Appleは、高性能なカメラを使い、圧縮率の高い動画形式を避けることも勧めています。シューズの半透明グリーンのアウトソールには、裏返すと見えるオレンジ色のパーツを配し、映画に登場するバッグス・バニーの好物のニンジンを表現しました。インソールには、ジョーダンが決勝点となるダンクを決める場面が描かれます。

「マジック ボール」とアパレルも展開

3足目の「マジック ボール」はウィメンズ限定モデルですが、メンズ換算で12.5相当までのサイズを用意します。映画に登場するボールを再現した、角度によって色が変わるアッパーを採用し、ジャンプマンは金具で取り付けています。

専用ボックスの外側にも、モンスターズが手を触れる色変化するボールをあしらいます。コレクションにはアパレルも含まれ、スポーツカード風のルーニー・テューンズのワッペンを付けたスタジアムジャケットと、光沢のある長袖のローラ・バニーのジャージーが主力商品です。

コレクションは11月5日に販売を開始し、ジョーダンブランドのウェブサイトと一部の小売店で取り扱います。