
オリエンタルランドは、日本を拠点とするディズニークルーズの船名を「ディズニー・イマジネーション」と発表しました。総投資額は約3,300億円で、2028年度後半の就航を目指します。船内には劇場や複数のレストラン、キャラクターとの交流などを用意し、当初は首都圏の港を発着する短期航路を中心に運航する計画です。
船名に込めた「イマジネーション」
船名は2026年10月14日に発表されました。「イマジネーション」はディズニーのストーリーテリングの中心にある力を表します。あらゆる世代の乗客にその世界を感じながら航海を楽しんでもらいたいという思いが込められています。
船尾には、映画『リトル・マーメイド』のアリエルとセバスチャンが船名を描く姿を飾ります。
ディズニークルーズは1998年に米国で初めて就航しました。今回の計画では、オリエンタルランドがディズニー・エンタプライゼズと日本を拠点とするクルーズ事業のライセンス契約を結び、船を建造・運航します。
劇場や約30の飲食施設を設置
船内には1,300席を超える劇場を設け、オリジナル演目などのステージショーを上演する予定です。屋外デッキのステージや船内各所のプログラム、ディズニーキャラクターとのグリーティングも計画されています。
食事では、日替わりでテーマやメニューが異なる3つのメインダイニングレストランを用意します。このほか、カフェやバーなど約30の飲食施設と、船限定商品を扱うショップを設ける予定です。
子ども向けプログラムを提供する専用エリアのほか、大人限定のエリアも設けます。客室、食事、プール、レクリエーションなどは料金に含まれますが、一部の体験や飲食には別料金がかかります。
既存船の料金構成を参考にする
既存のディズニー・クルーズ・ラインでは、基本運賃に食事やショー、アクティビティ、ノンアルコール飲料などが含まれます。船内の食事は、毎晩レストランを移るローテーショナルダイニングやビュッフェ、プールデッキの軽食などで構成されています。
一方、アルコール飲料やスペシャルティレストラン、Wi-Fi、スパなどは別料金です。既存船の特別レストランにはPaloやRemyがあり、基本運賃に含まれるローテーショナルダイニングとは別の食事体験として提供されています。
既存船では、キャラクターとの交流など、予約が必要なアクティビティもあります。寄港地でのアクティビティは行き先によって内容が異なります。船内の特別ダイニングやスパなどとあわせ、希望する体験に応じて追加費用が発生する場合があります。新船は、一部の体験や飲食を除くオールインクルーシブ方式とされています。
2028年度後半の就航を目指す
オリエンタルランドは2024年7月に日本を拠点とするディズニークルーズ事業を決議し、同日にライセンス契約を締結しました。造船は2025年度に始め、2028年度後半の就航を目指しています。
運航開始当初は、首都圏の港を発着する短期航路が中心となる計画です。










