
福井鉄道は2026年10月17日、18日、31日の3日間、ドイツ・シュツットガルト市電として使われていたF10形「レトラム」を福武線で運転します。たけふ新駅と福井駅を結ぶ急行列車に使われ、通常の乗車券や交通系ICカードで乗車できます。
10月は3日間、たけふ新駅と福井駅を往復
運転日は10月17日(土)、18日(日)、31日(土)です。いずれの日も、たけふ新駅を13時に出発して福井駅へ向かい、福井駅を14時6分に発車してたけふ新駅へ戻ります。
福井駅行きはたけふ新駅を13時に発車し、福井駅には14時2分に到着します。折り返しのたけふ新駅行きは福井駅を14時6分に出発し、15時7分に到着する予定です。
この2列車はどちらも急行として運転されます。福井鉄道は、運行情報で途中の停車駅と時刻を案内しています。
F10形がドイツから福井へ渡るまで
レトラムは1965年製造のF10形で、ドイツ南西部のシュツットガルトで市電として使われていました。1990年に高知県の土佐電気鉄道が譲り受け、「世界の路面電車」第1弾として営業運転を始めました。
2005年以降は車庫で保管されていましたが、福井県が観光の目玉として導入するため2013年12月に購入しました。改修を経て、2014年4月12日から福井鉄道福武線で運転しています。
車両の愛称「レトラム」は、「レトロ」と路面電車を意味する「トラム」を組み合わせた名前です。車体にはドイツ語の広告が掲出され、車内にはシュツットガルトの路線図が掲示されています。
冷房設備の改修で冬季運行も
導入当初のレトラムは冷房設備がなく、運行は夏を除く春と秋に限られていました。2024年に車内へ空調設備を設置する改修を行い、同年12月から2025年3月にかけて、初めて冬季にも運行しました。
2025年は通年で、土日を中心にたけふ新駅と福井駅の間を1日2便運転していました。今回の運行では、10月の3日間に、たけふ新駅発と福井駅発の各1便でレトラムを使用します。
福武線は、専用軌道を走る区間と道路上の軌道を走る区間を持つ路線です。福井駅側には道路上を走る区間があります。
予約不要、通常の乗車券で利用
乗車に予約は必要ありません。通常の運賃で、乗車券または交通系ICカードを利用できます。
悪天候のほか、車両や運行の状況によっては運休する場合があります。









