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出典: sigma-global.com

シグマはフルサイズミラーレスカメラ「Sigma FP2」を11月11日に発売します。初代fpの小型ボディを引き継ぎ、部分積層型センサーによる高速読み出し、被写体認識AF、チルト液晶などを加えました。ボディ単体の直販価格は34万6,500円で、予約は10月29日午前10時に始まります。

センサーとAFを刷新し、連写性能を向上

撮像素子は有効約2,450万画素の35mmフルサイズ部分積層型CMOSセンサーです。初代fpは有効約2,460万画素の裏面照射型CMOSセンサーを採用しており、画素数は近い一方、センサーの構造が変わりました。

初代fpの連写速度は最高約18コマ/秒で、記録可能枚数は高速連写時に12枚でした。FP2は最高約20コマ/秒で、最大200コマまで連続撮影できます。シグマは高速読み出しによってローリングシャッター歪みを抑えるとしています。

AFは、初代fpのコントラスト検出方式から、位相差検出とコントラスト検出を組み合わせる方式になりました。人物や犬、猫に加えて鳥も検出対象です。初代fpの仕様にも顔・瞳検出や追尾AFがあり、FP2では検出方式と対象が更新されています。

液晶と記録機能に加わった変更

背面には3.15型、約210万ドットのチルト式液晶を搭載し、上方向に90度、下方向に45度動かせます。初代fpも同じ画面サイズとドット数でしたが、FP2では角度を変えて撮影できます。

記録先にはSDXCカードに加え、約70GBの内蔵メモリーを備えます。FP2はポータブルSSDへのUSB 3.2接続にも対応します。

動画は6Kオープンゲート収録に対応し、4KではDCクロップ時に最大119.88pで記録できます。初代fpの本体内記録はUHD 4Kまででした。また、FP2はApple ProRes RAW、ProRes RAW HQ、L-Logに対応します。

高速読み出しが歪みを抑える仕組み

ローリングシャッターは、画素の信号を行ごとに順次読み出す方式です。読み出し中に被写体が動くと、各行の記録時刻にずれが生じ、形が歪んで写ることがあります。

読み出しを速めると、行ごとの時間差を短くできるため、動く被写体の歪みを抑えられます。積層型センサーでは、回路やメモリーを重ねる構造が高速撮像を支え、フレームレートを高めます。

発売日と価格、撮影スタイルの切り替え

FP2はボディ上面のスイッチでSTILLとCINEを切り替え、それぞれに合わせた専用UIを使えます。初代fpにも静止画と動画のモード切り替えがあり、この操作方式はシリーズから引き継がれています。

直販価格は、50mm F2 DG | Contemporaryとのレンズキットが45万1,000円、電子ビューファインダーEVF-21とのキットが43万4,500円です。EVF-21は別売でも用意され、価格は13万2,000円です。

バッテリーは新型のBP-91で、撮影可能枚数は静止画約370枚、動画約130分です。ボディのみの質量は約376g、バッテリーとメモリーカードを含む質量は約460gです。予約開始は10月29日午前10時、発売日は11月11日です。