Jeremy Grows a Car: A Clarkson’s Farm Special
出典: variety.com

ジェレミー・クラークソンが、農場で育てた素材を車に取り入れる『Jeremy Grows a Car: A Clarkson’s Farm Special』に取り組みます。ジャガーの車をベースに、革や羊毛、亜麻を使う計画で、農業と自動車の両方を扱う単独エピソードです。

農場の素材を車に取り入れる特別番組

番組では、クラークソンがオックスフォードシャーのディドリー・スクワット農場で育てた農産物から車を作ることを目指します。Prime Videoが配信し、通常のシーズンとは別の特別番組として制作されます。

車のベースにはジャガーFタイプV6Sを使います。内装には農場で生産した革と羊毛のカーペットを取り入れる予定です。

さらに、クラークソンは亜麻を栽培し、炭素繊維の代わりとなる亜麻複合材に加工する考えです。農場で育てた素材を、車の部品に使える形へ加工する工程も番組の題材になります。

車両設計に参加するイアン・カラム

この計画には、自動車デザイナーのイアン・カラムが協力します。カラムは、初代ジャガーFタイプとアストンマーティン・ヴァンキッシュの設計を手がけた人物です。

Prime Videoは、この取り組みを「世界初」を目指すものとして紹介しています。

亜麻複合材と炭素繊維の数値上の違い

Yongxianが紹介する自動車用亜麻繊維複合材の比較では、エポキシ樹脂を使った純亜麻材の引張強度は200〜350MPa、炭素繊維材は1,500〜2,000MPaです。この比較では、引張強度に差があります。

同じ比較で、密度は純亜麻材が1.40g/cm³、炭素繊維材が1.55g/cm³です。純亜麻材は密度が低い一方、引張強度は炭素繊維材より低い数値です。

二酸化炭素排出量は、材料1kg当たりで純亜麻材が0.3〜0.5kg、炭素繊維材が20〜30kgです。クラークソンが計画する亜麻複合材も炭素繊維の代替を目指しますが、これらの数値は番組で使う材料の測定結果ではありません。

番組制作とシリーズの次の展開

特別番組はExpectationが制作し、アンディ・ウィルマン、ピーター・フィンチャム、ゾーイ・ブリューワーが製作総指揮を務めます。

『Clarkson’s Farm』は第5シーズンが2026年に配信され、クラークソンは第6シーズンの撮影も終えたと話しています。

クラークソンは、シリーズ終了後に何をするかを検討しており、次の企画には「大きな野心」が必要だとの考えをロンドンの王立テレビジョン協会の会議で述べました。