
次期iPad miniの有機ELモデルは、画面のリフレッシュレートが60Hzに固定され、可変リフレッシュレート機能「ProMotion」を搭載しない可能性があります。リーカーのyeux1122氏は、製造中の端末にLTPS方式が使われているとして、以前の主張を繰り返しました。
リークはLTPS方式と60Hz固定を主張
AppleInsiderによると、yeux1122氏はWeiboへの投稿で、海外発の情報には120Hzとの記述もある一方、国内向けの製造ユニットはLTPSを採用していると説明しました。そのうえで、リフレッシュレートは60Hzだと主張しています。
リフレッシュレートは、画面が1秒間に表示を更新する回数です。60Hz固定の場合、表示内容が変わるときも静止画面を表示するときも、基本の更新頻度は変わりません。
今回の情報はリークに基づくもので、Appleの製品仕様として発表されたものではありません。AppleInsiderは、yeux1122氏の過去の予測実績を「平均的」と評価しています。
ProMotionの有無が使い心地を左右
ProMotionは、画面の表示内容に応じてリフレッシュレートを変える機能です。AppleInsiderによると、iPad Proの有機ELディスプレイは10Hzから120Hzの間で変化します。
動画やゲームなど動きの多い表示では更新頻度を上げ、文章を読む場面では下げることで、滑らかな表示と電力消費の抑制を両立します。リークどおり60Hz固定なら、次期iPad miniにはこの可変機能がないことになります。
一方、AppleInsiderは、有機ELの採用によって画面品質は向上するとの見方を示し、iPad Proほど明るくならない可能性にも触れています。明るさや表示の違いは、リークされたリフレッシュレートとは別の論点です。
LTPSとLTPOで異なる画面の駆動
LTPSは低温ポリシリコン、LTPOは低温ポリシリコンと酸化物を組み合わせた薄膜トランジスタの方式です。LTPOは有機ELパネルなどで、幅広い可変リフレッシュレートを実現するために使われます。
LTPOでは、電流を流して画素を駆動するLTPSと、電圧を保つ際の電流漏れが少ない酸化物トランジスタを同じパネルに組み合わせます。酸化物側の特性により、静止画面では更新頻度を下げやすくなります。
Mobile Pixelsは、LTPOが画面を1〜10Hz程度まで下げる可変動作に対応し、LTPSは高い駆動電流を必要とする場面に適すると解説しています。このリークでは、LTPS方式のみを採用するため可変リフレッシュレートを備えないと主張しています。
発売時期やプロセッサーの情報も噂段階
AppleInsiderによると、有機EL版iPad miniの噂は少なくとも2024年12月からあり、多くの報道は2026年末までの発売を予測してきました。同社によると、そうした報道の多くは同じリーカーの情報に基づいています。
プロセッサーについては、iPhone 18 Proと同じA20 Proを搭載する可能性も別の報道で取り上げられています。画面の方式や発売時期と同様、こちらも正式な製品仕様ではありません。











