
ダリズが凱旋門賞を連覇し、2年連続で勝利しました。欧州で最も賞金額の大きい平地競走で、4歳馬が前年に続いて優勝しました。3歳で引退する有力牡馬も多いなか、陣営が現役続行を選んだことも今回の勝利につながりました。
終盤に抜け出し、2着に1馬身以上の差
フランスのパリロンシャン競馬場で行われたレースには16頭が出走しました。ミカエル・バルザローナ騎手が乗ったダリズは、終盤に先頭へ立ち、2着のベイシティローラーに1馬身以上の差をつけて勝利。3着はエイダン・オブライエン厩舎のダイヤモンドネックレスでした。
前年はミニーホークとの写真判定を経て勝利しましたが、今回は着差をつけての決着でした。ダリズにとって、凱旋門賞は通算2勝目です。調教師のフランシス=アンリ・グラファール氏にとっても、同レース2度目の勝利でした。
凱旋門賞は、芝2400メートルで行われる3歳以上のサラブレッドによるG1競走です。G1は競馬の格付けで最上位の区分で、開催地はパリのパリロンシャン競馬場です。BBC Sportは、欧州で最も賞金額の大きい平地競走と紹介しています。
4歳まで走ったダリズ
ダリズは前年の勝利後も競走生活を続け、4歳で再び凱旋門賞に出走しました。BBC Sportによると、トップクラスの牡馬は高額な種付け料を見込めるため、3歳で引退する例が多く、4歳まで現役を続ける判断は賭けとみられていました。今回の勝利で、所有するアガ・カーン・スタッズは250万ポンドを超える優勝賞金を獲得しました。
種牡馬としての価値が競走で得られる収入を上回る場合、現役を続けるより引退を選ぶ経済的な理由になります。競走馬の引退時期には、けがや競走成績だけでなく、種付けによる収入と競走を続ける費用との比較も関わります。
ダリズは今季、凱旋門賞前にもG1を2勝し、前哨戦も制していました。バルザローナ騎手はレース後、展開は予想どおりではなかったものの、馬の才能が最後に差を生んだと述べました。







