HK SKD TKO 寶琳 Po Lam MCP Central mall shop UNIQLO Clothing April 2026 N13P 13
写真: DAHAOI Taoh MINGWHUA / CC0 / Wikimedia Commons

ユニクロは11月10日から、感動ジャケットや感動パンツなど11商品の価格を改定し、ソックスのまとめ買い販売を終了します。商品全体の平均販売価格は約4%上がり、対象商品やソックスを単品で購入する場合の負担も変わります。

感動ジャケットは1,000円、感動パンツは1,000円値上げ

男女の感動ジャケットは6,990円から7,990円へ、感動パンツは3,990円から4,990円へ改定されます。値上げ幅はそれぞれ約14%、約25%です。

対象はこのほか、感動ジャケットのライト仕様やカスタムオーダー、感動スリムパンツ、感動ブレザーなどです。ウィメンズのレーヨンプリントロングパンツも2,990円から3,990円になります。

今回の対象11商品の改定日は11月10日です。ウィメンズのウルトラストレッチレギンスパンツは2,990円から3,990円に、キッズのウォームイージーパンツは1,990円から2,490円に、すでに9月に改定されています。

ソックスはまとめ買いを終了し、単品価格を改定

カラーソックス(50色ソックス)の4点990円、通常のソックスの3点990円というまとめ買い販売は、11月10日に終了します。同日から、対象商品は1点ごとの価格で販売されます。

50色ソックスの単品価格は290円から390円に上がります。従来の4点990円で購入した場合と比べると、まとめ買いの終了後は同じ点数を買う際の価格が変わります。

9月1日には、オンラインストアの送料や、店舗・オンラインで受け付けるボトムス補正などのサービス料金も改定されました。送料は商品合計4,990円未満で指定住所に届ける場合、500円から550円になっています。

原材料費や物流費、円安を改定理由に

ユニクロは、原材料費と物流費の上昇、円安の影響が続くことを今回の改定理由に挙げています。商品全体の平均販売価格を約4%引き上げる方針です。

衣料品の価格改定は今回に限りません。2022年秋冬には、ヒートテックの極暖を1,500円から1,990円、超極暖を1,990円から2,990円にするなど、機能性肌着やダウン、セーター、フリースの一部が値上げされました。

同じ時期、通常のヒートテックは990円、ジーンズは3,990円に据え置かれました。値上げ対象を一部の定番商品に絞る一方、極暖には消臭機能、ウィメンズのカシミヤセーターには3Dニットを採用した例もあります。

衣料品の輸入コストと販売価格

アパレル業界全体では、輸入衣料が国内供給数量の大半を占める構造が続いています。2022年の国内供給数量は36億106万点で、その98.2%が輸入衣料でした。

WWDJAPANに寄稿した小島健輔氏の分析では、繊維品の輸入物価は2022年10月に前年同月比16.5%上昇しました。同月は1ドル150円を超える円安となり、原材料や為替の変動が輸入コストに重なった時期です。

一方、繊維製品の企業物価は2022年通年で4.0%上昇し、繊維品の輸入物価の同年の上昇率12.6%を下回りました。小売価格への転嫁が進む過程は、輸入コストの上昇と販売価格の動きに時間差が生じる業界の状況を示しています。