2026年Skytraxエコノミークラス航空会社ランキング、シンガポール航空が1位
出典: skytraxratings.com

2026年のSkytrax「ワールド・エアライン・アワード」で、エコノミークラスの航空会社ランキング1位にシンガポール航空が選ばれました。2位はキャセイパシフィック航空、3位はカタール航空です。上位5社にはEVA航空と全日本空輸(ANA)も入り、座席や機内サービスなどを含む乗客満足度調査の結果が順位に反映されました。

2026年の上位10社と前年からの変化

上位10社は、1位シンガポール航空、2位キャセイパシフィック航空、3位カタール航空、4位EVA航空、5位ANA、6位日本航空、7位海南航空、8位ターキッシュ・エアラインズ、9位スターラックス航空、10位デルタ航空です。

前年の順位と比べると、シンガポール航空は3位から1位へ上がり、キャセイパシフィック航空は1位から2位、カタール航空は2位から3位へ下がりました。EVA航空は前年の6位から4位、ANAは4位から5位となっています。

前年のトップ10に入っていなかったデルタ航空が10位に入り、前年10位のターキッシュ・エアラインズは8位でした。順位は航空会社全体の総合ランキングとは別に、エコノミークラスの部門で付けられています。

乗客調査を基にしたランキング

World Airline Awardsは、Skytraxが1999年に始めた年間の航空会社顧客満足度調査に基づく賞です。調査は会員航空会社やあらかじめ選ばれた会社に限られず、世界の航空会社を候補にできます。

2025〜2026年の調査には100を超える国・地域の乗客が参加し、300社を超える航空会社が結果の対象となりました。調査期間は2025年9月から2026年8月までで、エコノミークラスを含む各部門の順位は乗客の投票で決まります。

Skytraxは調査費用を負担し、航空会社から調査参加料を受け取りません。賞のロゴや結果の利用にも料金を設けておらず、航空会社のスポンサーも受けない運営方針を示しています。

1位のシンガポール航空と2位のキャセイパシフィック航空

シンガポール航空のエコノミークラスの標準座席ピッチは32インチ、約81センチです。座席には6方向に調整できるヘッドレストがあり、追加料金で足元の広い座席や、降機口に近い「フォワードゾーンシート」を選べます。

機内では、出発の最大6週間前からデジタルメニューを確認できます。機内エンターテインメントにはKrisWorldを採用し、同社はエコノミークラスの機内食部門でも2026年の1位を獲得しました。

2位のキャセイパシフィック航空も、標準座席ピッチは32インチ、約81センチです。エアバスA350の座席幅は18インチ、約46センチで、座席にはクッションと6方向に調整できる首のサポートが備わります。タブレットホルダーも利用できます。

3位のカタール航空と4位のEVA航空

カタール航空の座席ピッチは32インチ、約81センチです。座席幅は一部の便で18.5インチ、約47センチですが、機材によっては17.5インチ、約45センチとなります。

受託手荷物の上限は運賃タイプと路線で異なります。アフリカ・南北アメリカ路線の「エコノミー・ライト」は23キログラムの荷物1個で、その他の路線では「エコノミー・ライト」の合計重量が20キログラムです。運賃タイプが上がると、その他の路線では合計25、30、35キログラムへ増えます。

機内エンターテインメントの「Oryx One」には、映画やテレビ番組など最大8,000の選択肢があります。4位のEVA航空は機材ごとに座席や画面が異なり、座席ピッチは31インチ、約79センチ、リクライニングは3インチ、約8センチです。

5位のANAは国際線で34インチの座席ピッチ

5位のANAは、国際線のワイドボディ機で標準座席ピッチ34インチ、約86センチを採用しています。電源ポートは全機材にあり、A380と改修後の777には画面サイズ13.3インチ、約34センチの新しいエコノミー座席があります。

「Couchii」では、3席または4席の区画を購入すると、足置きを上げて横になれるスペースを作れます。この座席は71〜76列に設けられています。

座席ピッチは、前後の座席列の間隔を示す数値です。ANAの34インチは、シンガポール航空、キャセイパシフィック航空、カタール航空の32インチより2インチ、約5センチ長い値です。一方、ANAは国内線のナローボディ機と国際線のワイドボディ機で座席仕様が異なります。