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出典: airpremia.com

エア・プレミアは機材によって座席間隔が異なる

韓国のエア・プレミアは、一部のボーイング787-9型機で、エコノミーの座席間隔を88cmと公表しています。Simple Flyingは、この数値を定期便航空会社のなかで最長と評価しています。ただし、すべての同社機材に当てはまるわけではありません。

エア・プレミアの公式情報によると、エコノミー253席、プレミアムエコノミー56席の仕様で、エコノミーの座席間隔は88cmです。Simple Flyingによると、同社の古い787-9型機3機は座席間隔が約89cmで、ノルウェーの長距離路線部門から引き継いだ6機は約84cmです。公式情報とSimple Flyingの数値にはわずかな差があります。

同社には、エコノミー309席を含む計344席の仕様もあります。さらに、ソウルの仁川空港からロサンゼルス、ニューアーク、ホノルルへ運航しています。

JALとANAは一部機材で約86cm

日本航空(JAL)と全日本空輸(ANA)は、長距離路線の一部で約86cmの座席間隔を設けています。JALは機材によって異なり、A350型機は約84cm、その他の長距離機材は約86cm、短距離機材は約79cmです。これらの数値は機材全体に共通するものではありません。

JALの787型機は、エコノミーを横一列に8席配置する2-4-2配列を採用しています。ほかの787運航会社が一般的に9席を並べるのに対し、JALでは座席幅が約46cm以上とされています。座席間隔に加え、横幅にも違いがあります。

ANAは777-300ER型機や787-9型機を含む長距離機材の多くで、約86cmの座席間隔を維持しています。2026年夏には、膝まわりの空間を約2.5cm増やす新設計の座席を787-9型機に導入する計画もあります。JALは2025年まで6年連続でSkytraxのエコノミー座席部門の最優秀賞を受けていますが、同賞は座席間隔だけで決まるものではありません。

エミレーツなども機材ごとに差

エミレーツはA380型機のエコノミーで約86cmの座席間隔を設けています。この数値はA380型機に関するもので、同社の全機材に共通する仕様ではありません。韓国系の大韓航空も、777型機や747型機など長距離機材の多くで約84〜86cmとされています。

一方、大韓航空のA321neo型機と787-10型機は約79〜81cmです。オマーン・エアも787型機では約86cmですが、737型機では約79cmとされています。

米国の航空会社では、ジェットブルーが約81〜86cmで国内トップとされ、サウスウエストは約81cm、アラスカ航空とデルタ航空は約79cmです。フロンティア航空やスピリット航空は、ジェットブルーより座席間隔が約10cm狭いとされています。米連邦航空局(FAA)は座席の最小寸法や最小間隔を定めていません。機内の座席数には避難要件が関わる一方、列ごとの距離は規制されていません。

座席間隔は膝まわりの広さと同じではない

座席間隔(シートピッチ)は、ある座席の一点から、前の座席の同じ位置までの距離です。数値が大きいほど足元に余裕が生まれる傾向はありますが、実際に使える膝まわりの広さと一致するとは限りません。座席の厚みやテーブルの配置、座席下の収納スペースも、乗客が感じる空間に影響します。

非常口付近や隔壁前の座席は、通常の座席と比べて足元の広さが異なる場合があります。機材ごとの差に加え、座席の位置や設計も、ランキングの数値に影響します。

Skytraxの「最優秀エコノミー座席」部門は、座席間隔のほか、ヘッドレストや座席の設計、乗客の全体的な印象を評価します。2025年の総合エコノミークラス部門ではキャセイパシフィック航空が首位でしたが、同社の座席間隔は約81cmでした。