
ASUS JAPANは、ゲーミングマウス「ROG Gladius IV Ace」とPCコントローラー「ROG Raikiri II Pro」を10月30日に発売する予定です。想定価格はマウスが2万6,080円、コントローラーが3万7,280円で、いずれもブラックとホワイトを用意します。 マウスは標準56gの軽量設計と重さの調整機能、コントローラーは交換可能なTMRジョイスティックや画面を備えます。

56gから重さを調整できるマウス
ROG Gladius IV Aceは、有線と無線に対応する右利き向けゲーミングマウスです。標準重量は56gで、付属する3g、5g、7gのウェイトを組み合わせ、標準状態を含む8通りに調整できます。 ウェイトは本体中央部に取り付ける設計です。

接続方式はUSB Type-C有線、2.4GHz無線、Bluetooth 6.0の3種類です。有線と2.4GHz接続では、最大8,000Hzのポーリングレートに対応します。 ポーリングレートは、マウスが位置やボタンの状態をPCへ送る頻度を示します。
搭載センサーは最大65,000dpiで、マウスの移動を検出します。リフトオフディスタンスは11段階から選べます。 設定には、専用アプリのインストールを必要としないWebブラウザー経由のROG Gear Linkを利用できます。
TMRスティックと画面を備えるコントローラー
ROG Raikiri II Proは、PC向けの有線・無線コントローラーです。USB Type-C有線、2.4GHz無線、Bluetooth 5に対応し、有線と2.4GHz接続では最大8,000Hzのポーリングレートを利用できます。 本体上部には1.47型のフルカラーディスプレイを搭載しています。
ジョイスティックにはTMR(トンネル磁気抵抗)センサーを採用し、モジュールごと交換できます。高さの異なる交換用キャップも2種類付属します。 TMRは磁場によって電気抵抗が変わる性質を利用する方式で、Allegro MicroSystemsの解説では、磁気抵抗の変化量がHall効果やAMR、GMRより大きいとされています。
Hall効果センサーは磁場を受けたときに生じる電圧を測定する方式で、Texas InstrumentsはHallセンサーを回転角度の測定や高精度な位置決めにも使えると説明しています。 そのため、Hall方式を一律に低精度とみなすことはできません。 ASUSは本機のTMRスティックについて、ドリフトを抑え、高精度な操作を可能にするとしています。
ボタンやトリガーをゲームに合わせて設定
コントローラーには4つの着脱式背面ボタンと2つの追加バンパーボタンがあり、各ボタンの割り当てを変更できます。 D-Pad、ABXYボタン、バンパー、背面ボタンにはマイクロスイッチを採用しています。 背面ボタンを使わない場合は取り外し、カバープレートを取り付けられます。
トリガーは、短いストロークのマイクロスイッチ方式と、フルストロークのTMRセンサー方式を切り替えられます。 ディスプレイからプロファイル切り替えやジョイスティックの調整、ボタンの割り当て変更などを操作できます。 Webブラウザー経由のASUS Gear Linkでも各種設定を変更でき、5つのプロファイルを切り替えて使えます。
2.4GHz接続時のバッテリー駆動時間は、ポーリングレート1,000Hz、RGBライティング・振動・ディスプレイをオフにした条件で最大79時間です。 ポーリングレートを8,000Hzにし、同じ機能をオフにした条件では最大63時間とされています。 充電ケース、充電スタンド、交換用TMRモジュールなども付属します。
8,000Hzが示す入力間隔
ポーリングレート8,000Hzでは、1秒間に最大8,000回データを送信し、送信間隔は0.125ミリ秒です。1,000Hzの場合は1秒間に1,000回、間隔は1ミリ秒となります。 これはマウスやコントローラーがPCへ状態を報告する頻度の違いです。
Razerの説明では、8,000Hz対応マウスの入力遅延は1,000Hz時の1ミリ秒から0.125ミリ秒へ短縮されます。 ただし、この数値はポーリングによる報告間隔に関するもので、ゲーム全体の応答時間を示す数値ではありません。 ASUSの2製品も、8,000Hz対応は有線および2.4GHz接続時です。
高いポーリングレートの効果を感じやすい条件として、CORSAIRは素早い反応や高精度な操作を求めるゲームを挙げています。 Razerは、同社の開発時テストで競技プレイヤーやマウス愛好家が、より滑らかで応答性の高い入力を報告したとしています。 8,000Hzは両製品の接続仕様の一つで、コントローラーでは設定によってバッテリー駆動時間も変わります。











