Acer、約13cm四方のミニPC「Revo Box」4モデルを発売
出典: acer.com

Acerは、約13cm四方のデスクトップPC「Revo Box」シリーズ4モデルを発売しました。モデルごとにCPU、有線LANの速度、販売先が異なり、最大3台のディスプレイ出力やVESAマウントにも対応します。

4モデルはCPUと販売先で分かれる

「RB102-F58U」と「RB102-F38U」はAmazon専売で、白色の筐体を採用します。搭載CPUはそれぞれAMD Ryzen 5 40、Ryzen 3 30で、メモリーはDDR5-6400の8GBです。有線LANは1000BASE-Tを2ポート備え、価格は13万800円と12万4,800円です。

「RB102-F58U/A」と「RB102-F38U/A」はAcer公式オンラインストアとAcer Directで販売する黒色モデルです。Ryzen 5 7430UとRyzen 3 5400Uを搭載し、メモリーはDDR4-3200の8GB、有線LANは2.5GBASE-Tを2ポート備えます。価格は12万800円と10万8,800円です。

4機種に共通する仕様は、256GB SSD、Windows 11 Home、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3です。本体は幅131×奥行き131×高さ43mm、質量は約460gです。前面にはUSB Type-Cを1基とType-Aを2基、背面にはUSB 2.0を2基、HDMI、DisplayPort、有線LANを2基備えます。

Ryzen 5モデルはコア数とベンチマークに差

Ryzen 5 7430Uは6コア12スレッド、Ryzen 3 5400Uは4コア8スレッドです。最大クロックはそれぞれ4.3GHzと4.0GHzで、CPUの構成が異なります。

Ryzen 5 7430Uの内蔵グラフィックスは7コアで、周波数は最大1.8GHzです。TopCPUの比較に記載された内蔵GPUは、Ryzen 5 7430UがRadeon RX Vega 7、Ryzen 3 5400UがRadeon RX Vega 6です。

TopCPUの比較結果では、Geekbench 6のシングルコアスコアはRyzen 5 7430Uが1,864、Ryzen 3 5400Uが1,639でした。マルチコアスコアはそれぞれ6,553と4,483で、比較結果ではRyzen 5 7430Uが上回っています。これらは比較サイトに掲載されたベンチマーク値です。

2.5GbE対応モデルはネットワーク速度も異なる

AmazonモデルのLANポートは最大1Gbpsの1000BASE-T、公式オンラインストアおよびAcer Directモデルは最大2.5Gbpsの2.5GBASE-Tです。規格上のポート速度は、2.5GbEが1GbEの2.5倍です。

Intelのネットワークコントローラーには、1GbEと2.5GbEに対応する製品があります。2.5GbE対応スイッチの例であるBroadcom BCM5316Xは、2.5GbEポートを備え、企業や産業向けなどのネットワーク機器での利用を想定しています。

Revo Boxの2.5GBASE-Tポートを使うには、接続先のルーターやスイッチにも2.5GbE対応ポートが必要です。接続経路上の機器が1GbEまでの対応であれば、その区間の規格上の速度は1Gbpsとなります。実際の通信速度は利用する機器や接続環境によって変わります。

最大3画面出力とVESA取り付けに対応

映像出力にはHDMI、DisplayPort、映像出力対応のUSB Type-Cを使い、最大3台のディスプレイを同時に接続できます。最大4K解像度の出力にも対応します。

付属のVESAマウントキットを使えば、75mmまたは100mmのVESA規格に対応するディスプレイの背面に本体を取り付けられます。ディスプレイ背面や棚などに設置できます。

無線通信はWi-Fi 6EとBluetooth 5.3に対応し、AcerSenseからシステム状態の確認や各種設定を行えます。