
BMWは「X3 M50 xDrive」のエンジン出力を326kW(443hp)に引き上げ、専用のブラックパッケージを2026年12月に販売する予定です。出力向上はパッケージの有無にかかわらず全車に適用され、0〜100km/h加速は4.4秒です。同じ12月には、X3シリーズ全モデルで内装も変更する予定です。
出力向上はブラックパッケージの有無を問わず適用
対象となるX3 M50 xDriveは、3.0リッター直列6気筒のM TwinPower Turboガソリンエンジンに48Vマイルドハイブリッド技術を組み合わせています。エンジン出力は従来より33kW(45hp)増え、326kW(443hp)になります。
停止状態から時速100kmまでの加速時間は4.4秒です。1フットロールアウト方式での加速時間は4.1秒です。
この性能向上は、ブラックパッケージを選ばないX3 M50 xDriveにも適用されます。BMWは、搭載エンジンがユーロ7排出ガス規制に適合するとしています。
専用パッケージは内外装に黒とアルカンターラを採用
ブラックパッケージはX3 M50 xDrive専用のオプションで、2026年12月に販売開始予定です。外装には22インチの「ポリゴン1134 Mブラック」アルミホイールを採用し、同モデルのタイヤ設定に1インチ大きい選択肢を加えます。
Mスポーツブレーキのキャリパーは高光沢ブラック仕上げで、モノクロームのMロゴが付きます。Mロゴとモデルバッジも、高光沢ブラックにシルバーの縁取りを組み合わせたデザインです。
室内では、ブラックのBMW Individualアルカンターラをインストルメントパネルの一部、センターディスプレイ前面、ワイヤレス充電対応のスマートフォントレイに使います。ドアトリムとセンターコンソールのアームレストにも同素材を採用します。
シートや操作部にも専用仕上げ
シートカバーはブラックのアルカンターラとベガンザの組み合わせで、ブルーのステッチとパイピングが入ります。ヘッドレストにはアルカンターラ面にMロゴを型押しし、フロアマットにはMカラーのフラッグを配します。
一部の操作部品には、ガラス素材の「BMW Individual CraftedClarity」を採用します。Mステアリングホイールには、専用のレザー製エアバッグインパクトアブソーバーも装備されます。
X3全モデルで内装を変更、ユーロ7にも適合
2026年12月から、X3シリーズ全モデルでセンターディスプレイ前面にPVCソフトスキンを採用し、インストルメントパネルのステッチパターンを変更します。センターコンソールの収納部とドア内側のハンドルにはアンビエントライトを追加します。
グローブボックスのオープナーは新しいデザインとなり、ラゲッジスペースのサイドシルにはステンレス製のエッジガードを装着します。Mスポーツパッケージ搭載車とMパフォーマンスモデルには、ダークシルバーに黒いMロゴを配したエントリーシルを設定します。
X3 20 xDriveの4気筒エンジンもユーロ7に適合します。ユーロ7では乗用車とバンの排気ガス上限と試験条件はユーロ6の水準を維持する一方、ブレーキ由来の粒子排出規制や電動車・ハイブリッド車のバッテリー耐久性要件が加わります。新しい乗用車・バンの型式には2026年11月29日から、新車には2027年11月29日から適用されます。










