BMWは2026年10月14日、高級SUV「X7」に新グレード「xDrive40d Black Line」を追加し、販売を始めました。車両本体価格は1,599万5,000円で、納車は10月末以降の予定です。ブラックを基調とした内外装に、6人乗りの独立式2列目シートやサラウンド・サウンド・システムなどを標準装備します。

6人乗り仕様とブラックの装備を標準化

Black Lineは「Mスポーツ・パッケージ・プロ」をベースに、22インチのジェット・ブラック仕上げホイールを採用します。外装色はブラック・サファイア、ミネラル・ホワイト、マンハッタンの3色で、いずれもメタリックです。

室内には、BMW Individualのエクステンド・レザー・メリノブラックとピアノ・フィニッシュ・ブラック・トリムを組み合わせています。2列目は左右が独立したコンフォート・シートで、乗車定員は6人です。

標準装備には、Bowers & Wilkinsのダイヤモンド・サラウンド・サウンド・システムと、スカイ・ラウンジ・パノラマ・ガラス・サンルーフも含まれます。Mスポーツ・パッケージ・プロには、Mスポーツ・エキゾースト・システムやブラック・ハイグロス・キャリパーのブレーキ、Mシートベルトなどが含まれます。

48Vシステムを組み合わせたディーゼル仕様

パワートレーンは、クリーンディーゼル・エンジンとBMW 48Vインテグレイテッド・ハイブリッドの組み合わせです。48Vシステムは、トランスミッションに組み込んだ電気モーターで発進や加速をアシストし、減速時のエネルギーを回収してバッテリーに蓄えます。

回収した電力は、エンジンを補助する駆動力として使われます。また、モーターはスターターとしても働き、エンジン再始動時の振動を抑えます。

車両は右ハンドルの8速AT仕様です。価格はメーカー希望小売価格で、付属品、消費税以外の税金、保険料、登録諸費用などは含まず、リサイクル料金が別途必要です。

xDriveが走行状況に応じて前後へ駆動力を配分

xDriveはBMWの4輪駆動システムで、トランスファーユニット内の電子制御式湿式多板クラッチを使い、前輪と後輪への駆動力を連続的に調整します。通常走行時の前後配分は40対60で、状況に応じて50対50から0対100まで変化します。

システムは車両のシャシー制御と連携し、走行状態に応じて前後の配分を変えます。アンダーステアやオーバーステアの傾向を捉え、動力配分を変更してその影響を抑えます。

滑りやすい路面では、前後輪に適切な駆動力を配分してトラクションを高め、ホイールスピンを抑えます。X7 xDrive40d Black LineもxDriveを搭載します。

X7のラインアップに加わる新グレード

X7は最大7人乗りに対応するモデルとして2019年に登場しました。2022年の一部改良では、上下2分割のヘッドライトと、発光するアイコニック・グロー・キドニー・グリルを採用しています。

新グレードは、既存のxDrive40d ExcellenceとM Sportに加わるディーゼル仕様です。価格はExcellenceが1,459万円、M Sportが1,501万円、Black Lineが1,599万5,000円です。