『Total War: SHOGUN 2 - Complete Edition』配信開始、Steam評価は好評率19%
出典: store.steampowered.com

『トータルウォー:ショーグン2 コンプリートエディション』がPC向けに配信されました。日本語音声・字幕や追加キャンペーンを収録した新バージョンですが、配信開始時点のSteamレビューは1,522件中、好評率19%で「圧倒的に不評」となっています。 低評価では動作の重さや既存の不具合、旧作Modとの非互換が指摘されています。

追加キャンペーンと日本語音声を収録

本作は、2011年発売の『トータルウォー:ショーグン2』を更新し、各種DLCをまとめたPC向け作品です。 戦国時代の日本を舞台に、ターン制の内政・外交とリアルタイムの戦術バトルを組み合わせています。

収録キャンペーンは本編に加え、源平合戦を描く「Rise of the Samurai」と、戊辰戦争を題材にした「Fall of the Samurai」です。 3つのキャンペーンは、日本の歴史上異なる時代を扱います。 作品には全DLCが含まれますが、レーティング上の理由からBlood Packは対象外です。

新たに日本語と中国語の音声・テキストローカライズが加わりました。 グラフィック、ライティング、シャドウにも改善が施され、1440p・4KのUIスケーリングに対応します。 操作性の更新や、50以上のプレイ可能な勢力の追加も変更点です。

Steamレビューで動作や不具合に不満

Steamの好評率は、レビュー総数1,522件のうち19%でした。 低評価の内容には、動作の重さやカクつきが挙がっています。 64bit対応による安定性や性能向上を期待していたものの、満足できなかったという声もあります。

攻城戦で部隊が指示に従わないといった、オリジナル版から残る不具合も報告されています。 部隊選択への反応の遅れや、音声言語の切り替えに関する問題もレビューで指摘されました。 操作性の改善を認めながらも、こうした問題を理由に購入を勧めにくいとする評価もあります。

64bit対応は本作の更新点の一つです。 また、現代の画面環境に合わせた表示の調整や、操作方法の更新も盛り込まれています。 一方、Steamレビューでは新バージョンの動作について不満が出ており、64bit化への期待と実際の評価は一致していません。

Mod環境と追加要素にも賛否

本作はゲーム内からModを利用する仕組みとしてMod.ioに対応します。 ただし、オリジナル版向けに作られたModとの互換性はありません。 Steamワークショップの既存Modを引き継げない点も、レビューで不満として挙げられています。

新バージョンでは、50以上のプレイ可能な中小氏族が追加されました。 追加勢力に独自の仕組みが乏しいという意見もあり、勢力数の増加がレビューで一様に歓迎されたわけではありません。 一部のレビューは操作性の変更を評価しつつ、不具合や追加要素を含めた内容に厳しい判断を示しました。

価格は5,990円です。 オリジナル版の購入者には、Blood Packを除くDLCが無料で付与され、Complete Editionには期間限定の75%オフが適用されます。 改善内容が再購入に見合わないとして、既存所有者向けの無料アップデートを望む声も出ています。

UIや操作にも変更

本作は1440pおよび4KのUIスケーリングに対応し、操作方法も現代向けに更新されました。 追加された機能には、外交画面の「Quick Deal」や「Realm Divide」の調整機能も含まれます。 ビジュアル面ではライティングやシャドウ、テクスチャが更新されています。

キャンペーンの舞台は、戦国時代、1175年の源平合戦、19世紀の戊辰戦争にまたがります。 本編では氏族を率いて日本統一を目指し、追加キャンペーンではそれぞれ異なる時代の戦いを扱います。 また、画面表示や操作に加え、勢力選択の幅も広がりました。

Steam版を含むPC向けに配信中で、販売先にはEpic Games StoreとMicrosoft Storeもあります。 Steam版ではComplete Editionに加えて、オリジナル版とそのDLCも受け取れます。 既存版のDLC付与と期間限定割引を利用できるのは、オリジナル版を所有しているユーザーです。