
Elgatoは、スマートフォンやパソコンで使える小型ワイヤレスマイク「Wave Go」を発売しました。送信機は7gで、服に留めるほか、付属のハンドルに取り付けて手持ちマイクとしても使えます。無線接続にはBluetoothではなく2.4GHz帯を使い、USB-Cレシーバーを端末に接続します。

服に留める送信機と手持ち用ハンドル
Wave Goの送信機はAirPodsほどの大きさで、重さは7gです。付属のマグネットクリップやマグネットプレートで衣服に取り付けられます。

付属の「Smart Handle」は、送信機を先端に差し込んで使うハンドルです。取り付けると手持ちマイクとして使え、ハンドルには電源・ミュートボタンと状態表示用のLEDが備わります。
送信機とハンドルは、それぞれ長押しで電源を操作し、1回押すとミュート、2回押すと接続中のスマートフォンで録音を開始できます。受信機のボタンではノイズキャンセリングを切り替えます。
USB-C接続と2.4GHz無線
付属のUSB-Cレシーバーをスマートフォンやパソコンに接続し、送信機から2.4GHz帯で音声を送ります。Elgatoの仕様では、遅延は24ミリ秒以下、通信距離は約30mです。
USB-C端子を備えるスマートフォンが対象で、Lightning端子を持つ旧型iPhoneには対応しません。音声伝送にBluetoothは使わず、Wave Goアプリの設定やアップデート時にBluetoothで接続します。
送信機単体の連続駆動時間は約8時間で、Smart Handleのバッテリー駆動時間は約40時間です。送信機はハンドルに装着して充電でき、約10分の急速充電で約1時間使えます。受信機にはパススルー充電ポートがあり、接続したスマートフォンへ最大5Wで給電できます。
ノイズ低減と録音の調整
送信機には全指向性のエレクトレットコンデンサーを採用しています。Elgatoは自動ゲイン調整やノイズキャンセリングを備えるとしており、Wave Goアプリからゲインやノイズ低減の設定、バッテリー残量などを確認できます。
ノイズキャンセリングは受信機のボタンで切り替えられ、アプリでは3段階から強度を選べます。Elgatoによると、強度を上げると背景音をより強く抑えられる一方、最も強い設定では声が加工されたように聞こえる場合があります。
送信機に音声を保存する機能はなく、音声はスマートフォンやパソコンへ直接送ります。録音データは端末側で扱います。
DJI Mic Miniとの違いと価格
DJI Mic Miniの送信機は約10gで、ノイズキャンセリングをオフにした近距離の録音条件では、送信機の駆動時間は約11.5時間です。Wave Goは7g、約8時間とされており、送信機の重さと駆動時間はそれぞれ異なります。
スマートフォンとの接続方法も異なります。Wave GoはUSB-Cレシーバーを端末に挿して使う一方、DJI Mic MiniはType-CまたはLightningのアダプター経由で受信機を接続する方法と、送信機をBluetoothでスマートフォンへ直接接続する方法に対応します。
両製品ともノイズキャンセリングを備えています。DJI Mic Miniは送信機のボタンで切り替え、DJI Mimoアプリでは「強」と「ベーシック」を選択できます。Wave Goの価格は米国で99.99ドル、日本のElgato販売ページで1万7,980円です。











