
Intelの次世代低価格向けプロセッサー候補「Moon Lake」は、低消費電力効率コア(LP-Eコア)を4基搭載し、性能コア(Pコア)は備えない構成になると伝えられています。消費電力の目安は6〜15Wで、IntelのNシリーズを引き継ぐ製品になる可能性があります。
Moon Lakeで伝えられた構成
リーカーのJaykihnが示した仕様として伝えられているのは、LP-Eコア4基、Pコアなしという構成です。コアの配置はWildcat Lakeと同様になり、LP-Eコアが独立した「island」にまとまる可能性があります。
消費電力の目安は6〜15Wです。Nシリーズの同等設計にあたる構成として、LP-Eコア4基と6WのTDP(熱設計電力)が挙げられています。
Moon Lakeは、低価格ノートPCやミニPC向けのNシリーズ後継候補と考えられます。登場時期は2028年とされていますが、これらはリークに基づく情報です。
LP-Eコアの「island」が担う役割
LP-Eコアは、通常のCPUコアがある演算領域とは別のSoCタイルに配置される設計です。SoCはCPUや各種制御機能をまとめたチップで、LP-Eコアを分けて配置すると、軽い処理を担う領域を独立して動かせます。
この構成では、通知やネットワーク処理などの軽い仕事をLP-Eコアに任せ、演算タイルを停止したままにできます。常時処理や待機中の動作を低消費電力で続けられます。
通常のEコアは、複数の処理を並行して進める用途も含め、効率よく処理量を確保します。一方、LP-Eコアは、より低い電力で背景処理や待機中の仕事を受け持ちます。
Nシリーズ後継候補としての位置づけ
Moon Lakeがこの配置を採用するなら、4基のLP-Eコアが独立した領域で動作する可能性があります。Wildcat Lakeと同じ配置になるとの見方も含め、現時点の情報はリーク段階です。
IntelのLP-Eコアは、通常のEコアと同じx86命令を実行します。そのため、コアの種類に応じてソフトウェアを作り分ける必要はなく、違いは主に処理速度や電力の使い方にあります。
4基のLP-Eコアと6W級の設計は、Nシリーズの小型機向け構成と共通点があります。Moon Lakeがどの製品に採用されるかは、登場時期とともに今後の製品情報で明らかになる見通しです。











