
SB580MK2は440W出力とDolby Atmosに対応
ハーマンインターナショナルは、JBLのサウンドバー「CINEMA SB」シリーズの新モデルとして、サブウーファー付きの「CINEMA SB580MK2」を日本で10月22日に発売します。価格は4万4,550円で、Amazon、楽天市場、Yahoo!店の通販限定です。新世代シリーズは4機種で構成され、SB580MK2はそのうちの3.1chモデルです。
SB580MK2は、トゥイーターとレーストラック型ウーファーを組み合わせたバースピーカーと、ワイヤレスサブウーファーで構成されます。バースピーカーの最大出力は240W、サブウーファーは200Wで、システム総合出力は440Wです。サブウーファーには直径165mmのダウンファイアリング型ユニットを搭載します。
本機はDolby Atmosに対応し、バーチャル再生で立体的な音場を作ります。シリーズ全モデルに独立したセンターチャンネルがあり、セリフを聞き取りやすくする構成です。テレビとはHDMI eARC/ARC端子で接続でき、SB580MK2にはHDMI入力とHDMI eARCが備わります。
バーチャル再生と天井向きスピーカーの違い
Dolby Atmosは、音を個別のオブジェクトとして扱い、聴き手の周囲や頭上の位置に配置する方式です。再生時には、音声の位置情報とスピーカーの構成に応じて音を調整します。SB580MK2のようなバーチャル再生方式は、聴き手の高さにあるスピーカーから音を出しながら、高さ方向の音を感じさせる処理を行います。
上向きスピーカーを備える方式では、天井に向けて音を出し、その反射を利用して頭上の音を再現します。バーチャル方式は上向きスピーカーを使わず、音の知覚に関する処理で高さの効果を作ります。Dolbyのバーチャル方式は、2〜7個の聴き手の高さにある出力チャンネルを使い、2個または4個の頭上スピーカーがあるような感覚を生み出します。
Dolbyは、バーチャル再生ではテレビの下のおおむね耳の高さに置き、聴取位置との間に障害物を置かない設置方法を案内しています。上向きスピーカー方式では、音が天井へ届く経路を確保する必要があり、天井の高さや素材も音の反射に関わります。SB580MK2について日本向けに案内された仕様はバーチャル再生への対応で、上向きスピーカーを備える構成とは異なります。
Flip 7を後方スピーカーとして使う機能
新機能「SurroundPlay」は、対応するJBLのポータブルスピーカー2台をワイヤレス接続し、後方のサラウンドチャンネルとして使う仕組みです。発売時点で対応するモデルはFlip 7です。SB580MK2では、普段は単体で使うFlip 7を映画鑑賞時に後方へ置き、リアスピーカーとして利用できます。
SurroundPlayはJBL独自の技術で、対応スピーカーをサウンドバーと組み合わせてサラウンド再生を行います。接続にはBluetoothを利用し、後方スピーカー用の配線は必要ありません。シリーズの各モデルはマルチチャンネル仕様で、SB580MK2は3.1chです。Flip 7を組み合わせると後方チャンネルを追加できます。
サウンドバーとポータブルスピーカーを連携させる機能は、SB MK2シリーズの共通機能です。ただし、SurroundPlayの利用にはFlip 7が2台必要です。SB580MK2単体は、ワイヤレスサブウーファー付きの3.1chサウンドバーです。
折りたたみ設計と国内販売日程
SB580MK2は、バースピーカーの中央を折りたたみ、サブウーファーと並べて梱包できる設計です。JBLは、シリーズの折りたたみ設計によって梱包容積を最大20%削減できるとしています。コンテナ積載効率は約15〜20%向上します。
日本ではSB580MK2の発売に合わせ、JBL公式のAmazon、楽天市場、Yahoo!店で予約・購入キャンペーンが実施されています。対象期間は10月15日から21日までで、期間内に予約・購入すると15%分のポイントが付与されます。国内発売日は10月22日です。
同じ国内向け新モデルには、サブウーファー内蔵型の「CINEMA SB510MK2」もあります。SB510MK2は3.1chで総合出力200W、Dolby Audioに対応し、価格は2万5,300円です。











