MATECHは、半固体電池「SemiCore」を搭載した容量20,000mAhのモバイルバッテリー「PowerCube 20000 45W(半固体電池モデル)」を発売しました。液体電解液を使う従来のリチウムイオン電池より発火や熱暴走のリスクを抑える設計を掲げ、USB-C単ポートで最大45Wを出力します。
半固体電池を採用し、価格は9,990円
本製品は、MATECH独自の半固体電池SemiCoreを採用しています。MATECHは、ゲル状電解質によって異常時の熱の広がりを抑え、熱暴走や発火のリスク低減を目指すと説明しています。
採用するセルは、釘刺し、圧壊、加熱、外部短絡、過充電などの独自安全試験をクリアしたものに限られます。これらの試験は同社が製品に採用するセルを選ぶためのもので、電池の発火リスクがなくなることを示すものではありません。
販売価格は9,990円です。Amazon.co.jpでは2026年10月11日まで、1,998ポイントを還元するキャンペーンを実施しています。
ゲル状電解質で液系電池と異なる仕組み
一般的な液系リチウムイオン電池は、リチウムイオンが正極と負極の間を移動するための電解質に液体を使います。半固体電池には複数の方式があり、ゲルポリマー型は従来の電解質をゲル状にする方式の一つです。
三井物産戦略研究所によると、半固体電池は液系電池より電解液の流動性を下げ、液漏れや発火のリスクを抑えることを目指します。一方、半固体電池の定義には明確な区分がなく、電解液を含む方式では発火リスクをゼロにはできません。
MATECHはSemiCoreにゲル状電解質を用い、異常時の熱の広がりを抑える設計を採用しています。
約316gの本体に3つのポート
本体サイズは約87.4×64.5×31.8mm、重量は約316gです。MATECHは、20,000mAh以上のモバイルバッテリーの中で世界最小クラスとしています。この比較は同社調査に基づき、調査時点は2025年10月1日です。
USB-Cを2基、USB-Aを1基備え、最大3台を同時に充電できます。USB-Cは単ポートで最大45Wに対応し、一定温度を超えると安全保護機能によって出力が30Wに制御されます。
複数ポートを同時に使う場合の合計出力は最大20Wです。残量を数字で表示するディスプレイも搭載し、本体でバッテリー残量を確認できます。
充電回数と仕様の見方
MATECHは充電回数の目安として、iPhone 17を約3.5回、Galaxy S24を約3.0回としています。実際の回数は使用環境や端末によって異なります。
容量は20,000mAhで、電池の定格は3.85V・77Whです。USB-Cは入出力に対応し、USB-Aの出力は最大22.5Wです。
本製品はPSE適合品です。









