
34型ウルトラワイドの「MEG X」を発売
エムエスアイコンピュータージャパンは、湾曲型QD-OLEDパネルを採用したゲーミングモニター「MEG X」を11月下旬以降に発売します。メーカー想定価格は税込30万2,500円前後です。
画面サイズは34インチで、解像度は3,440×1,440ドット、アスペクト比は21対9です。垂直リフレッシュレートは最大360Hz、中間調の応答速度は0.03msです。
QD-OLEDは、量子ドットと有機ELを組み合わせた表示パネルです。MEG Xは第5世代のQD-OLEDを採用し、ゲーム向けの高リフレッシュレートと文字の見やすさを意識した画素構造を組み合わせています。
RGB配列と5層構造で表示を改良
従来のOLEDパネルには、赤・緑・青のサブピクセルを三角形やデルタ形状に配置したものがあります。こうした配置では、文字の輪郭などに色のにじみが生じることがあります。MEG Xは赤・緑・青を横一列に並べるRGBストライプ配列を採用し、色にじみを抑えて文字や細部を鮮明に表示するとしています。
有機ELの画素は自ら発光し、QD-OLEDは量子ドットを組み合わせた方式です。MEG Xのパネルは発光層を5層重ねるタンデム構造で、従来製品に比べて明るさを約30%高めたとMSIは説明しています。
この構造により、HDR表示時のピーク輝度をより長く維持できるとしています。MSIはピーク輝度を最大1,300nitsとしています。
表面フィルムとAI機能
パネル表面には「ダークアーマーフィルム」を採用しました。MSIは、従来パネルに比べて黒レベルを最大40%高め、耐傷性を2.5倍にしたとしています。フィルムは外光の反射や色かぶりを抑える設計です。
モニターには専用AIプロセッサーを搭載し、AI Vision+などのゲーム支援機能をPC側の処理能力を使わずに実行できます。AI Vision+は映像の明るい部分を保ちながら暗部を調整する機能です。

AI Gaugeはゲーム内の体力やエネルギーゲージを検出し、その残量を画面下部のSpectrumBar+に色で表示します。残量が30%以下になると点滅で知らせます。SpectrumBar+は画面下部に組み込まれたライティング機能です。
焼き付き対策と接続端子
有機ELパネルの焼き付きを抑える機能として、MSI OLED Care 3.0を搭載します。AI Care Sensorは人の離席を検知し、画面を暗くしたり、一時的に表示をオフにしたりします。MSIは、センサーが0.2秒ごとに画像を検出し、人と静止物を識別するとしています。
ピクセルシフトや静止画・ロゴの検出なども備えます。パネル状態を維持する「パネルプロテクト」は、標準設定で24時間ごと、または電源オフ時やスタンバイ時に自動実行されます。
映像入力はDisplayPort 2.1a、HDMI 2.1、USB Type-Cに対応します。USB Type-CはDisplayPort Alt Modeによる映像出力と最大98Wの給電に対応します。










