
OPPOは、Android 17をベースにしたスマートフォン向けソフトウェア「ColorOS 17」の機能と配信予定を明らかにしました。半透明の画面デザインを保ちながら描画に使うリソースを減らし、AI Mindのエージェント機能や自然な言葉で写真を編集する機能を加えます。
半透明の画面を少ないリソースで描画
ColorOS 17は、近年のColorOSに続く半透明のデザインを採用します。通知パネルやコントロールセンターなど、画面を切り替える際には弾むようなアニメーションを取り入れ、「Living Flow Design」と呼ぶ操作表現にまとめています。
描画を担う「Luminous Rendering Engine」は、従来のColorOSと比べてリソース使用量を30%減らすとOPPOは説明しています。アプリのプレビューを読み込む「Laminar Flow Engine」は、メモリー使用量を抑えながら読み込みを50%高速化するとしています。
OPPOは、こうした最適化によってバックグラウンドで動作を続けられるアプリを増やすとしています。
AI Mindにファイル整理や計画作成のエージェント
AI Mindは、スマートフォンに保存した情報を扱うAI機能群です。従来のAI Mind Pilotでは、AI Mind Spaceに保存した画像などをもとに、より詳しく調べる機能が提供されていました。
AI Mind Spaceでは、画面上のテキスト、画像、ウェブページを3本指のスワイプで保存し、ひとつの場所にまとめられます。保存した内容は自動で分類され、旅行の情報を集めて旅程作成に使う例も示されています。
ColorOS 17では、エージェントが端末内のファイルを整理したり、写真や動画をイベント別のフォルダーにまとめたりできます。計画の作成、航空券の予約、文書作業も支援します。
OPPOは、情報のインデックス作成の大部分を端末内で行い、オンラインに送るファイルや情報には利用者の明示的な承認が必要だとしています。エージェント機能では、APIを通じてOpenAIとManusのモデルも利用できます。
保存情報を使う作業と写真編集
AI Mind Pilotでは、AI Mind Spaceに保存した文書や考えを集めてプレゼンテーションの草案を作ったり、写真を指示に沿ってアルバムへ整理したりできます。
AI Mind SpaceとGeminiを連携させると、Geminiが保存した内容を参照して作業を支援できます。利用者は、GeminiがAI Mind Spaceからどの情報を取得できるかを選べます。
新しい「AI Photo Agent」は、自然な言葉で指示して写真を編集する機能です。別の編集済み画像を参考やスタイルの手本として渡し、その見た目を元の写真に反映させる使い方にも対応します。
Find X10シリーズから順次配信
ColorOS 17は、グローバル版のFind X10シリーズとともに提供される予定です。Find X10シリーズのグローバル発表日は10月21日で、OPPOはColorOS 17の安定版を搭載端末へ順次配信する計画を示しました。
Find N6、Find X9シリーズ、Find N5、Find X8シリーズ、Reno 16シリーズを含む最初の対象機種群には、10月末までにアップデートを配信する予定です。
OPPOとサブブランドのOnePlusは、一部端末でオープンベータ版への登録も受け付けています。安定版の配信に先立ち、対象端末の利用者はベータ版を試す申し込みができます。
このほかColorOS 17には、通話中の音声やビデオ通話中の人物映像がAIで偽造されたものかを検出する「AI Call Guard」も加わります。











