
アプリや送金などで障害
Revolutで10月20日朝、複数のサービスに影響する障害が発生しました。アプリへのログインやカード決済、口座間の送金などが利用しにくくなり、世界各地の利用者から問題が報告されています。
障害追跡サービスのDowndetectorには、Revolutのアプリ、モバイルバンキング、口座間送金について、数千人の利用者から報告が寄せられました。Revolutは障害を認識した朝から復旧作業を続けていると説明し、利用者に謝罪しました。
Revolutのステータス表示では、影響を受けたサービスは28に上ります。個人向けでは、サインイン、カード決済、入金、ATM出金、通貨交換、本人確認、サポートチャットなどが部分的に利用できない状態でした。
個人向けから法人向けまで影響
影響範囲には、暗号資産やVaultへのアクセス、カードの注文・詳細確認も含まれます。Vaultは資金を目的別に管理する機能です。
法人向けサービスでは、事業用アカウントへの登録やログイン、送金、モバイルアプリ、ウェブアプリが部分的に利用できない状態でした。Merchant APIの決済やBusiness APIも対象に含まれています。
Revolutは、顧客の資金とデータは安全だと述べています。同社は複数のサービスに障害が出ていることを認め、復旧に取り組んでいると説明しました。
顧客資金の保護は登録先で異なる
Revolutの資金保護は、顧客が登録しているRevolutの事業体によって異なります。オランダ向けの案内では、Revolut Bank UABに登録している場合、預金のほぼすべてがリトアニアの預金・投資保険機関による保険の対象とされています。
Revolut Bank UABが債務を履行できなくなった場合、同機関が預金保険制度に基づいて預金者へ補償します。補償の上限は預金者1人につき10万ユーロ(約1,800万円)で、同社にある預金を合算して計算します。
一部の預金は保険の対象外です。英国向けの安全対策案内では、銀行口座の資金は金融サービス補償制度(FSCS)により、1人あたり最大12万ポンド(約2,500万円)まで保護されるとされています。
過去にも顧客情報の漏えい
Revolutは2026年9月、政府機関を装った攻撃者に顧客の個人情報を共有してしまったデータ侵害を公表しました。影響を受けた顧客数は明らかにしていません。
同社は2022年9月にもデータ侵害を公表しており、このときは5万人を超える顧客の個人情報、連絡先情報、金融情報が攻撃者に盗まれました。











