
同名・同画像のゲームが複数表示
BULKHEADが開発する大規模FPS『WARDOGS』を装ったとみられるAndroidゲームがGoogle Playに複数登場し、同名のアプリには10万ダウンロードに達したものもあります。BULKHEADのCEO、Joe Brammer氏はSNSで非公式アプリへの注意を呼びかけました。
ストア検索では、正規ゲームと同じサムネイルを使ったアプリが8件表示され、そのうち2件には元ゲームの画像の盗用が確認されました。画像を使った2件のうち、1件は5万ダウンロードに達していました。
同名のアプリもあり、ストアページのスクリーンショットに正規版と同じ画像を使う例もあります。これらのアプリは、ゲーム内容が正規版と大きく異なる可能性があります。
正規版はPCで早期アクセス中
正規版『WARDOGS』は、最大100人が3チームに分かれて戦うミリタリーFPSです。建築や蘇生、輸送、戦闘など、さまざまな役割でチームに貢献できます。
正規版はWindows向けにSteamで早期アクセス配信中で、PS5とXbox Series X|S向けには2028年の発売が予定されています。Steam上の現行版は、100人対戦、動的に変化する目標地点、大規模マップ、車両や補給要素、近接ボイスチャットなどを備えています。
BULKHEADは早期アクセスを約1〜2年続ける見込みで、マップや武器、車両の追加、進行システムやシーズン要素の拡充を計画しています。今後の内容や期間は開発状況やプレイヤーからのフィードバックによって変わる可能性があります。
Google Playのなりすまし規定
Google Playは、他者やそのアプリになりすまして利用者を誤認させるアプリを禁止しています。他者の作品をコピーしたり、誤解を招く形で利用したりすることも、知的財産に関するポリシーの対象です。
また、Google Playは、利用者を欺くアプリや、ネットワーク、端末、個人データを悪用する目的のアプリを禁止しています。
過去に報告されたAndroidアプリの被害
正規アプリを装うAndroidアプリをめぐっては、過去に情報窃取型マルウェアの事例が報告されています。Trend Microは2018年、Google Playで配信されたアプリの一部がスパイウェアを含み、6件中5件が調査時点で停止されていたと報告しました。
このスパイウェアは、位置情報、SMSの会話、通話履歴、クリップボードの内容などを収集できました。さらに、偽のFacebookやGoogleのログイン画面を表示し、入力された認証情報を盗む機能もありました。
別の事例では、性能改善をうたうアプリが広告詐欺を行い、端末に最大3,000種類のマルウェアや不正なペイロードをダウンロードできるとTrend Microが報告しています。関連アプリのダウンロード数は合計47万回を超え、端末のアクセシビリティ権限を利用して偽レビューを投稿したり、Google Play Protectを無効化したりする動作も確認されました。
これらは『WARDOGS』を装うアプリで確認された被害ではなく、別のAndroidアプリに関する過去の事例です。










