
スズキは2026年10月15、16日に浜松市で開かれる「第3回ハマロボ展2026」で、多目的電動台車「MITRA」を実機展示し、デモンストレーションを行います。パートナー企業がMITRAを使って開発したロボットも並び、台車を移動基盤として使う例を紹介します。

MITRAの車体仕様と操作方法
MITRAは、物流や農業、土木建設などで使うロボットの車体部分を担う電動台車です。後輪は左右独立の2モーターで駆動し、前後左右にサスペンションを備えます。前輪はパワーステアリングで操舵し、防錆・防水・防塵にも対応するとスズキは説明しています。
仕様は、長さ920mm、幅600mm、高さ400mm、車両重量89kgです。寸法は暫定値で、調整可能とされています。連続走行距離30kmは所定の試験条件での値です。100kgを積載した状態で、8度の坂を上り下りできます。
操作方法には、ラジコンによる遠隔操作と自律走行があります。ラジコン以外の遠隔操作や自律走行を使う場合は、利用者が用意するか、スズキから紹介を受けます。ロボットの筐体を台車に取り付けて使う構成も想定されています。
会場では販売支援や追従搬送の例を展示
展示する活用例には、ピムトの移動型無人販売ロボットサービス「PIMT-0」、ヤマステックの「YMT with MITRA」、パナソニック アドバンストテクノロジーの「@mobi x MITRA」、Doogの「サウザースティック For MITRA」があります。S0によると、YMT with MITRAは作業創造自律走行ロボットです。各社のロボットやサービスをMITRAと組み合わせ、会場で実機やデモを紹介します。
Doogのサウザースティックは、MITRAに取り付けて追従搬送と操縦を行うアタッチメントです。取り付け後はボタンを1回押すと追従を始め、ジョイスティックでの操縦にも対応します。Doogが開発した適合事例で、MITRAに走行機能を担わせ、別の装置で人への追従や操作を加える使い方です。
10月15、16日に浜松で開催
会場はアクトシティ浜松展示イベントホールで、開催時間は両日とも10時から17時です。入場は無料で、展示会公式サイトでの事前登録が案内されています。スズキは展示を通じてMITRAの活用例を紹介し、浜松でのロボット産業の活性化や新たな連携につなげる方針です。









