
1968年の掛時計を現代の仕様で再構成
セイコーウオッチは、クオーツ掛時計「KX701S」を11月20日に発売します。価格は27,500円です。1968年発売の「スパイラル水晶掛時計 SPX-961」のデザインを受け継ぎ、年差±30秒の精度を備えています。
SPX-961は、世界初の家庭用クオーツ掛時計として発売されました。セイコー独自のスパイラル水晶振動子を採用しています。
セイコーは、SPX-961の精度が従来の機械式時計の10倍以上で、電池寿命も1年以上だったとしています。また、同機はその後世界に広まったクオーツクロックの先駆けと位置付けられています。
金属ダイヤルと現代的な針を採用
KX701Sは、オリジナルの金属ダイヤルと特徴的なアラビア数字を引き継いでいます。時分針は現代的な形状で、質感と視認性を高めたデザインです。
枠は銀色光沢のプラスチック製で、前面にはガラスを使っています。本体サイズは直径314ミリ、奥行き36ミリで、重さは約770グラムです。
秒針には、連続してなめらかに動くスイープ運針を採用しました。秒ごとに針が刻む音を抑えた仕様で、セイコーは寝室や会議室での使用にも向くとしています。
年差±30秒の精度と使用条件
KX701Sの時間精度は年差±30秒です。この精度は気温5℃から35℃で使用した場合の値です。
特に表示のないアナログ式のクオーツ掛時計・置時計・目覚時計は、平均月差±20秒が目安です。年差±30秒は、月差±20秒を12か月分に換算した値と比べると、年間の誤差幅が小さい仕様です。
クオーツクロックの精度設計は、気温5℃から35℃での使用を前提としています。KX701Sの精度条件も同じ温度範囲です。
電池寿命は約3年、11月20日発売
電源にはコイン型リチウム電池を1個使い、電池寿命は約3年です。購入後の保証期間は1年間です。
発売日は11月20日で、価格は27,500円です。セイコーウオッチは、2020年に「未来技術遺産」へ登録されたSPX-961の意匠を受け継ぐモデルとして、KX701Sを販売します。










