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チベットでマグニチュード7.0の地震が発生し、少なくとも16人が死亡しました。中国では2024年1月以来、最も強い地震です。監視カメラの映像には、揺れが起きた瞬間が複数記録されています。

チベットでM7.0の地震、少なくとも16人が死亡

地震は中国南西部のチベットで発生し、少なくとも16人が死亡しました。

マグニチュードは地震そのものの規模を表す数値です。今回の地震はマグニチュード7.0です。

中国で今回より強い地震が発生したのは、2024年1月が最後でした。

マグニチュードと震度は異なる指標

地震の規模を表すマグニチュードは、岩盤がずれ動いた範囲やずれの量から示されます。震度は地表で揺れを感じた地点ごとの揺れの大きさです。

一つの地震に対してマグニチュードは一つですが、震度は場所によって異なります。震源から離れるほど揺れは小さくなるため、同じ地震でも観測地点ごとに震度が変わります。

そのため、マグニチュード7.0という数値だけでは、各地でどの程度の揺れがあったかは分かりません。

インドとアジアの衝突が続く地域

チベット高原の地下では、南から移動するインドプレートがチベット高原の下へ沈み込んでいます。インドプレートとアジアの衝突によって、チベット高原が形成されました。

スタンフォード大学などの研究者が地震波データを解析した結果、衝突帯の下ではプレートの沈み込みと地殻の薄化・崩壊が同時に進んでいる可能性が示されました。同じ解析では、インドプレートの一部が地表の二つの地溝の下で剥がれ、プレートに裂け目が生じている可能性も示されました。

研究者らは、プレートの裂け目と地表から深さ約64キロを超える深発地震との関連を見いだしました。これらの研究はチベット周辺の地質構造を扱っており、今回の地震の発生原因を特定したものではありません。

地殻に蓄積する力と断層の地震

米国地質調査所(USGS)によると、インドとユーラシアの大陸プレートは衝突を続けています。インドの移動はアジア大陸に圧力を加え、チベットも北側の陸地を押しています。

この地域では、プレート運動による力が地殻に大きな応力を蓄積させます。その応力が、各地の断層に沿って地震として解放されます。

チベット周辺のプレート運動と地震の関係は、地質学の研究対象になっています。