
ホンダはインドで、SUV「Elevate(エレベート)」の改良モデルを発売しました。外観を小幅に変更し、前席と後席にベンチレーション機能を追加しました。エンジンや前輪駆動の基本構成は引き継いでいます。
新しいグリルと黒基調の仕様を追加
フロントでは、ハニカム模様のグリルと、ヘッドライトの間に配置した分割式LEDポジションライトが新しくなりました。ホンダのエンブレムはグリルからボンネット上へ移り、フォグランプ周辺にはボディ同色の加飾が加わっています。
フロントバンパーは従来型を引き継ぎ、側面のパネルや車体後部の形状にも変更はありません。新色として「ノルディック・フォレスト・パール」が加わりました。
最上位の「ZX+ Black」は、黒い17インチアルミホイールとレザー内装を採用します。バンパーやドアを保護するクラッディング、クロームまたはダーククロームの装飾部品もオプションで用意されます。
前後席の送風機能と内装の変更
室内では、従来の木目調パネルに代えて、ダッシュボードにレザー調のパッドを広げました。アンビエントライトも追加され、エアコン操作部の周囲のデザインを変更しています。
中央に独立して設置された10.25インチのインフォテインメント画面は、従来型から引き継がれました。前席と後席の両方にベンチレーション機能が設定されます。
そのほか、車内の遮音性を高め、仕様によってパワーシート、後席用エアコン吹き出し口、タッチ式読書灯、リモートエンジン始動を選べます。後席にマッサージ機能はなく、前後席の送風機能とは異なります。
1.5リッターエンジンと価格は継続
改良モデルのエンジンは、自然吸気の1.5リッター直列4気筒で、最高出力119 hp、最大トルク145 Nmです。6速マニュアルまたはCVT(無段変速機)を組み合わせ、駆動方式は前輪駆動です。
安全装備では全グレードにエアバッグを6個標準装備します。上位グレードには、アダプティブクルーズコントロールや車線維持支援などを含む運転支援機能「Honda Sensing」が設定されます。
インドでの価格は11.80万ルピーから18.40万ルピー(約12,200~19,000ドル)です。エントリーグレードのSV・マニュアル車は従来型と同額で、ほかのグレードは小幅に値上がりしました。
インドで販売開始、日本向けWR-Vへの導入可能性
改良モデルはインドで注文受付が始まりました。最上位のZX+にCVTを組み合わせた仕様は18.40万ルピー(約19,000ドル)で、従来の特別仕様車「ADV」より高い価格です。
Elevateはインドで生産され、2023年に登場しました。同じ工場で生産される日本向けの「WR-V」にも、今回の変更が導入される可能性があります。










