
ミュウミュウとニューバランスが、1990年代のレーシングシューズ「RC150」をベースにしたコラボモデルを発表しました。ミュウミュウの2027年春夏ショーで披露され、2027年2月に世界の一部店舗で発売される予定です。
パリのショーで披露した新作
ショーはパリのイエナ宮で開かれ、ジジ・ハディッドらが新作を着用してランウェイを歩きました。ハディッドは、前後を反対に着用したスポーツブラと装飾付きのスカートにスニーカーを合わせました。
新作のベースとなったRC150は、1990年代後半に登場したロードレーシングシューズです。元のモデルは150グラムの設計で、その軽さが名前の由来です。
今回の協業では、これまでの定番モデルとは異なるアーカイブモデルを取り上げました。新作は2027年2月に、ミュウミュウの一部店舗と世界各地の一部取扱店で発売される予定です。
574、530 SLからRC150へ
2022年のコラボでは、ニューバランスの「574」に切りっぱなしの縁と両ブランドのロゴを入れたシュータンを採用しました。2024年には「530 SL」をベースに、ランニングシューズの構造をそぎ落とし、薄いソールを組み合わせました。
530 SLはその後、ミュールやバレエフラットにも展開されました。今回の新作では、1990年代のロードレース用モデルRC150を再び取り上げています。
過去のコラボでは知られたシルエットを再構成しましたが、RC150は当時のモデル自体が比較的知られていない存在です。新作は細身で低い形を引き継ぎ、メッシュやスエード、ジグザグ状のステッチを組み合わせています。
メッシュと二重のシューレース
新作は、柔らかなテクニカルメッシュのアッパーにスエードのパーツを配し、色を切り替えたジグザグステッチを施しています。ソールには柔軟な「UltraLight」ソールを採用しました。
カラーは、緑と黄色、赤と白、茶色とクリーム色の組み合わせが紹介されています。いずれもシルエットは低く、ニューバランスのシューズに多いボリュームを抑えています。
靴ひもは通常の位置に通すものに加え、前足部のループに通してつま先側で結ぶものを備えます。二重の靴ひもがアクセントとなり、靴の基本的な形を大きく変えずにディテールを加えています。
両ブランドが語る協業の考え方
ニューバランスのグローバル・ブランド・プレジデント兼最高マーケティング責任者、クリス・デイヴィスは、ミュウミュウのトレンド予測を評価しました。
プラダ・グループのロレンツォ・ベルテッリは、ニューバランスが100年以上にわたり独立を保ち、長期的な視点と誠実さを重視してきた姿勢に言及しました。ベルテッリは、それらを両社が共有する哲学として説明しています。
ニューバランスは過去にも、協業を通じて既存モデルやアーカイブを紹介しています。2024年には1999年登場の「1000」が復刻され、2025年にはアーカイブを参考にした新モデル「RC56」が登場しました。











